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4月30日は、ヴァルプルギスの夜&図書館記念日&世界初「トランジスタテレビ」が発売&国際ジャズ・デー。

【ヴァルプルギスの夜】

主に、北欧や中欧で、例年4月30日に行われる行事で、春を祝う五月祭の前夜祭のことを「ヴァルプルギスの夜」と呼んでいます。

5月1日は、魔封じの聖人・ヴァルプルギスの聖名祝日で、ドイツでは、魔女・魔術師たちが、ブロッケン山に集まって大規模な祭を開き、聖ヴァルプルギスに対抗するという伝承があることから、その伝承にならって、夕方〜夜にかけて、焚き火や松明などで火を焚(く)べる風習があり、各地でも独自の賑わい見せています。

《世界の「春の到来を祝う祭」》
ヴァルプルギスの夜:中欧、東欧
春到来祭:スカンジナビア ビールテーヌイブ ケルト
などなど、世界各地では、古くから春の到来を祝う祭やイベントが行われています。


【図書館記念日】

1950(昭和25)年4月30日に、図書館法が公布されたことにちなんで、日本図書館協会が記念日に制定しています。

同法によって、サービスとしての公共図書館の機能やあり方が明確化され、公共図書館の利用や本の貸し出しは、原則無料になりました。

このことは、日本が近代的な公共図書館の機能を備えたという意味でも、以後の発展に大きな影響を与えています。

また、4月30日に続く5月1日~31日は、「図書館振興の月」であり、図書館の活用イベント他、さまざまな施策が展開されています。

《余談》
日本初の公立図書館は、明治5年4月2日(新暦:1872年5月8日)に開館した「東京府書籍館(しょじゃくかん)」で、旧暦の日付けのまま、4月2日は図書館開設記念日として制定されています。


【世界初「トランジスタテレビ」が発売】

1960(昭和35)年4月30日、SONYから世界初の直視型ポータブルトランジスタテレビが販売されました。

ラジオで培った高い技術を活かして開発され、個人向けに販売された同商品は、ラジオが一般的な時代において、コンパクトな大きさで映像も見られる非常に画期的な商品でした。

が、当時は、据え置き型のテレビ自体の普及率も低かったことや、初任給が約2万円前後だったのに対し、トランジスタテレビの価格は69,800円とかなりの高額でした。

加えて、映像が途切れたり、映らなくなったりと、何かと故障も多かったこともあり、一般的な商品としては失敗に終わる結果でした。

が、トランジスタテレビの登場は、ソニーの高い技術力や応用力が、世界に広く認識される契機 であり、その技術や応用力は、以後の製品に活用されていきました。


【国際ジャズ・デー】

アメリカ最高峰のジャズ教育機関「セロニアス・モンク・インスティテュート・オブ・ジャズ」とユネスコが主催するイベントが、例年4月30日に行われることにちなんで、国際デーとして記念日に制定されています。

国際表記:International Jazz Day

ジャズを通じて、世界の様々な音楽や文化に対する理解を深めるとともに、ジャズを教育ツールのひとつとし、いろんなグループとセッションをすることで、平和、団結、対話を深めていくことが呼びかけられています。

その呼びかけに則り、例年4月30日前後の週には、世界各地でジャズに関するライブ、ワークショップ、セミナー 座談会といった、各種イベントが開催されています。

(以上、ネット検索より)

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