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3月5日は、啓蟄(2024年)&日本初のスクランブル交差点が設置&安藤百福の日&第一回青梅マラソン開催&ミスコンの日&スチュワーデスの日

【啓蟄(2024年)】

啓蟄(けいちつ)は、季節の変わり目を表す二十四節気のひとつで、定気法にて、太陽黄経が345度のときと定義されていて、2024(令和6)年は、3月5日に該当します。

中央標準時:3月5日:11時23分。

冬眠をしていた地中の虫が、春の陽気に誘われて這い出してくることから、その名が付いています。

漢字に含まれる意味=啓:ひらく、蟄:虫が土の中に閉じこもる様。


【日本初のスクランブル交差点が設置】

1960年代に、アメリカとカナダにて採用された交差点スクランブル交差点が、1968(昭和43)年3月5日、熊本県熊本市の子飼交差点に、日本で初めて設置されました(日付に関しては諸説あり)。

当時、子飼交差点付近は、歩行者、車道、市電が入り交じっていて、それぞれ独自の信号を基準に発着していたため、市内屈指の渋滞スポットとして多くの苦情が寄せられていました。

そんな状況を打破すべく、アメリカやカナダで取り入れられたスクランブル交差点の試験的導入を決定。

導入後、それぞれの運行を同じ信号で個別に制御できるようになり、渋滞は一気に解消したとの記録が残っています。

熊本でのスクランブル交差点導入は、全国的に話題を呼び、以後、各地にスクランブル交差点が広まっていきました。

加えて、車の流れと人の流れをそれぞれ別に制御できる安全面から、小学校や中学校近辺の交差点に導入されるケースも増えていきました。

が、車の普及に伴い、スクランブル交差点は車両渋滞を招くケースが多いことから、近年では、導入が見送られている傾向にあります。

《余談》
日本最大規模の交通量がある渋谷のスクランブル交差点は、1973(昭和48)年に導入されています。


【安藤百福の日】

日清食品ホールディングスの前身にあたる日清食品株式会社を創業し、チキンラーメン:世界初のインスタントラーメン、カップヌードル:世界初のカップめんなどを発明した功績から、インスタントラーメンの父と称される安藤百福(ももふく)氏は、1910(明治43)年3月5日生まれなことにちなんで、日清食品ホールディングス株式会社が記念日に制定しています。

チキンラーメンやカップヌードルは、今や日本のみならず、世界中で愛されている食品のひとつ であり、たくさんの国で、多くの方々に親しまれ続けています。


【第一回青梅マラソン開催】

1967(昭和42)年3月5日、東京都青梅市で、第一回青梅マラソン大会が行われました。

第一回大会時の参加者は33名ながら、1967(昭和42)年当時は、一般市民が参加できるマラソンレース自体が日本国内にはなかったことや、著名なアスリートと一緒に走れるマラソン大会として話題を呼び、年々規模が拡大されていきました。

そのため、同大会は市民マラソンの先駆けとも称され、今日でも、例年2月の第3日曜日に開催が続いています。

また、多い年で、参加者は約1万5千人を超えるなど、マラソン大会としては、かなり大規模な大会です。

天候や世情により変更があります。


【ミスコンの日】

1908(明治41)年3月5日、アメリカ紙「シカゴ・トリビューン」の依頼を受けた日本の時事新報が、世界美人コンクールの日本予選として行った「良家の淑女」写真コンテストの入賞者を紙面上に掲載。

これが、日本で初めて開催されたミス・コンテストと目されていることに由来して、記念日が設けられています。

このときに「良家の淑女」写真コンテストで1等に選出されたのは、当時福岡県小倉市長だった、末弘直方(なおかた)氏の四女、末弘ヒロ子(学習院女子部3年生)さんでした。

が、彼女の兄が、本人の承諾なしに勝手に応募したもので、コンテストへの参加は親族や大学側で大問題となり、彼女は退学処分にされてしまったそうです。

また、日本最初のミス・コンテストに関しては、1891(明治24)年に、東京・浅草の凌雲閣で行われた東京百美人だとする説もあるなど、諸説あります。

《東京百美人》
浅草・凌雲閣で行われたイベントで、芸者約100人の写真を同建物の階段壁一面に貼り、来場者に投票してもらうイベント。


【スチュワーデスの日】

当時、民間航空業を営んでいた東京航空輸送が、1931(昭和6)年3月5日に日本初となるスチュワーデスの採用を決定したことにちなんで、記念日が設けられています。

当時は、エアガールという呼び名で募集され、140人の応募数に対し、初の合格者は3人だけの狭き門でした。

また、今日では、スチュワーデス、保母さん、看護婦などの呼称は性差表現にあたる懸念から、使用が控えられるようになり、スチュワーデス→CA(キャビンアテンダント):客室乗務員、保母さん→保育士、看護婦→看護師と呼ぶことで、男性・女性など、性別の区別なく同じ呼び方にする流れが広がっています。


(以上、ネット検索より)

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