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12月2日は、原子炉の日&美人証明の日&古都奈良が世界文化遺産に登録された日&ビフィズス菌の日&日本人宇宙飛行記念日

【原子炉の日】

1942(昭和17)年12月2日、アメリカ・シカゴ大学に設置された実験用小型原子炉で、ウランの核分裂が持続的な連鎖反応に成功したことを受けて記念日が制定されております。

原子炉は継続的に原子核反応を持続させるための装置のことで、中性子を放出しながら大きなエネルギーを発生させる核分裂反応は、発電所、航空母艦、潜水、大型の軍用艦艇などに使用されている他、特に大都市などへの電力供給には大きな役目を担っています。

また、原子炉は大きく分けて、天然ウラン燃料炉、濃縮ウラン燃料炉、プルトニウム燃料炉、トリウム系燃料炉の4タイプの原子炉が存在していて、日本では主にウラン型原子力発電所が稼働しています。

しかし、放射能災害の危険性、放射性廃棄物を発生させる危険性、核拡散の危険性、労働者被ばくの危険性など、多くの危険を孕んでいることから、今日でも原子炉発電所の反対を訴える脱原発運動が続いています。


【美人証明の日】

栃木県足利市にある厳島神社で、2006(平成18)年12月2日に、市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)の分身として「美人弁天」が建立されたことにちなんで制定されました。

同神社では、参拝者に「心柔らかな品性ある美人」を証明する「美人証明」を日本で唯一発行しています。


【古都奈良が世界文化遺産に登録された日】

1998(平成10)年12月2日、奈良県奈良市内にある神社仏閣、史跡、天然記念物など計8件の地域遺産が「古都奈良の文化財」として、ユネスコの世界文化遺産に登録されました。

登録されたのは、東大寺、興福寺、春日大社、春日山原始林、薬師寺、唐招提寺、元興寺、平城宮跡で、ユネスコ世界遺産としては日本で9件目、世界文化遺産としては7件目の登録でした。


【ビフィズス菌の日】

1899(明治32)年12月2日、小児科医だったアンリ・ティシェ医師がパリの生物学会で、「ビフィズス菌」の発見を発表しました。

乳酸菌の一種で、人の腸内に適した善玉菌の代表格と目されています。

乳酸菌は糖を分解して、乳酸を多く作り出す効果があるのに加え、ビフィズス菌は乳酸以外にも酢酸を作り出し、乳酸菌の約100〜10,000倍腸内に存在してると考えられています。

また、ビフィズス菌はV字やY字に分岐した特徴的な形をしていることから、ラテン語で「二又の〜」を意味する「bifidusビフィドゥス」が語源になったと言われています。

そして、この日を、江崎グリコ株式会社が「ビフィズス菌の日」として記念日のひとつに制定しています。


【日本人宇宙飛行記念日】

1990(平成2)年12月2日、当時TBSの記者だった秋山豊寛(とよひろ)氏を載せたソ連の宇宙船 「ソユーズTM11号」が打ち上げに成功し、日本人初の宇宙飛行を果たしました。

本来は毛利衛(まもる)氏が搭乗したアメリカ・NASAのスペースシャトルエンデバーの打ち上げ予定の方が先でしたが、シャトル事故の影響で打ち上げが延期されていました。

秋山氏は1989(平成元)年から、モスクワ郊外の宇宙飛行士訓練センターで訓練を行い、宇宙飛行の前日に当時のソ連から宇宙飛行士としての承認を受けています。

加えて、秋山氏は日本人初の宇宙飛行士であると同時に、世界で初めて宇宙にいったジャーナリストとしても記録されています。

そして、この日は、「日本人宇宙飛行記念日」として制定されています。


(以上、ネット検索より)

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