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11月5日は、津波防災の日&雑誌広告の日&日伯修好通商航海条約が締結&雑誌広告の日
【津波防災の日】
嘉永7年11月5日、
紀伊半島から四国沖を震源としたM8強とされる安政南海地震が発生。
新暦1854年12月24日、
南海トラフのひとつに数えられる大地震の影響で、
海岸から数km離れた内陸の南海道、東海道にまで大津波が押し寄せました。
トラフ:海溝よりも溝が浅く、
幅の広い海底溝状の地形の一種で、
海盆とも表現されています。
その際に、
紀伊国広村の濱口梧陵(ごりょう)氏が、稲わらに火をつけて、
暗闇の中で逃げ遅れていた人たちを高台に避難させ命を救い、
村民のために尽力したとの逸話が残っており、
この逸話を元に小泉八雲氏が『稲むらの火』という物語を執筆。
後に小学校の教科書にも掲載されたことにちなんで、
訓戒の念とともに記念日として制定されています。
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また、上記エピソードを知った国連が同じ理由から、
世界津波の日として国際デーの記念日に制定しました。
国際表記 :World Tsunami Awareness Day
【縁結びの日】
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古くから縁結びの地として人気のある、
島根県・出雲路の周辺地域では、
神在月(かみありつき)には出雲大社に全国の神が集まり、
縁結びなどの会議が行われると伝えられていることと、
いい(11)ご(5)えんの語呂合わせにちなんで、
神話の国・縁結び観光協会が記念日に制定しました。
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《神在月》
一般的に10月の旧暦称は神無月(かんなづき)ですが、
出雲大社に神様が集まることから、
島根県の出雲地域では神在月とされています。
【日伯修好通商航海条約が締結】
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1895(明治28)年11月5日、
日本とブラジルの間で初めて正式な国交を結ぶ、
日伯修好通商航海条約が締結されました。
ブラジルは労働者確保のため、
日本からの移民受け入れ制度を整えていたものの、
当時、日本とブラジル間に正式な国交がなかったため、
国際的な問題を解消すべく国交が築かれました。
《余談》
ブラジルを表す漢字は、伯剌西爾、巴西、伯西児、
伯西爾、武剌斉里、巴西爾など複数ありますが、
最も一般的なものとしては伯剌西爾が使用されています。
また、この日は、
「日本ブラジル修好記念日」として制定されています。
【雑誌広告の日】
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読書週間:10月27日〜11月9日、
教育・文化週間:11月1日〜7日がある11月の時期にちなんで、
日本雑誌広告協会が記念日に制定しました。
悪質広告を排除し、
雑誌広告の信頼性を高めていくことが提唱されていて、
万が一、読者に不適切な広告が掲載されている場合には、
日本広告審査機構JAROへ、
誰でも意見を提出することが可能です。
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(以上、ネット検索より)