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5月31日は、世界禁煙デー&2002 FIFA W杯が開幕&(初代)國技館が完成&第1回東京国際映画祭が開催

【世界禁煙デー】

世界保健機関(WHO)が、5月31日に国際デーとして記念日を制定しています。

国際表記:World No-Tabacco Day

喫煙者本人だけでなく、副流煙として吸い込んだ周りの人にも害を与えるとされているタバコを、まずは24時間断ってみることで、禁煙の始めの日にすることが世界的に推奨されています。

タバコは医学的にも、肺がん、動脈硬化、心臓病の発症率を高めるとされていて、また、何かの疾患を罹った際に、喫煙者は症状が深刻化する傾向が見受けられることが多いなど、健康面への被害が多数報告されています。

日本では、例年5月31日~6月6日の1週間が「禁煙週間」として制定されていて、様々な禁煙運動などが展開されています。

加えて、2021(令和3)年に開催された、「2020 東京オリンピック」に向けた一環として、都内の飲食店は原則禁煙になるなど、年々禁煙への制度化が社会的に進んでいます。

一方で、医学的根拠は乏しいものの、タバコは(一時的に)頭が冴えたり、頭の回転を速くする効果が期待できるとする情報も散見されますが、気持ち的な部分は別として、長期的にみた場合、医学的には身体への悪影響の方が強いと考えられています。


【2002 FIFA W杯が開幕】

2002(平成14)年5月31日、4年に1度のサッカーの祭典「FIFA W杯 韓国・日本」が、韓国・ソウルで開幕しました。

正式名称:2002 FIFA World Cup KOREA JAPAN

W杯が、アジア大陸で開催されるのは初めてのことで、開催地が1国でなく、複数国の共催となったのも初の大会でした。

開催国の一国となった日本は、W杯史上初の決勝トーナメント進出を果たすも、続く決勝トーナメント1回戦で、トルコに0-1と敗れています。

また、もう一方の開催国・韓国は、ベスト4でした。

決勝は、ブラジルvs.ドイツの対戦で、2-0でブラジルが通算5回目の優勝を飾っています。


【(初代)國技館が完成】

1909(明治42)5月31日、東京都墨田区両国に(初代)両国国技館が完成しました。

開会式:同年6月2日

京葉道路沿いで、本所回向院の境内に建設された国技館は、建築家で日本銀行本店なども手掛けた辰野金吾氏が設計を行っていて、日本初のドーム型鉄骨板張の洋風建築物でした。

それまでは、約3,000人ほどの収容が限界だった施設から、約13,000人と約4倍以上に拡張されています。

また、ドーム型の建物は、建物自体が大きな傘を差しているような外観的特徴から、大鉄傘(だいてっさん)の愛称で、相撲ファンのみならず、多くの人に親しまれていました。

《余談》
建物名に関しては命名が難航し、当初は相撲常設館と呼ばれていました。

その後、日本の国技である相撲を行う場所との意味合いから、「國技館」が採用されています。

國技館は、火災や関東大震災などの影響を受け、何度か再建されるも、建築関連や安全管理などの法律改定や、経年劣化等による老朽化の影響で、1983(昭和58)年に解体され、新たに建設された「新国技館(通称:蔵前国技館)」に、その役目を繋いでいます。


【第1回東京国際映画祭が開催】

第1回東京国際映画祭・ウエルカムパーティー

1985(昭和60)年5月31日、日本初の国際映画祭「東京国際映画祭」が、6月9日までの約10日間、東京・渋谷のNHKホールで開催されました。

東京国際映像文化振興会が主催となっている同映画祭は、国際映画製作者連盟(FIAPF)公認であり、ノミネート作品は長編映画のみが対象とされています。

また、開催地となった東京都渋谷区の主要道路がシネマストリートとなった他、映画祭専用の垂れ幕、モニュメント、映像表示、旗、広告表示が掲げられ、地域一帯となって映画祭に向けたイベントが行われるなど、大変盛り上がりました。

近年では、例年10月下旬に同映画祭が開催されていて、その年に公開された映画関係者や俳優陣が、国内外問わず招かれています。

また、開場入り口付近に設けられたレッドカーペット上での豪華なファッションチェックも、恒例であり、より注目を集める一大イベントです。


(以上、ネット検索より)

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