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5月22日は、東京スカイツリーが開業&パックマンがお披露目&たまご料理の日&ガールスカウトの日&国際生物多様性の日

【東京スカイツリーが開業】

2012(平成24)年2月29日に完成していた、高さ634mの電波塔「東京スカイツリー」が、同年5月22日に開業しました。

東武鉄道の貨物列車基地跡地に建造された建物は、電波塔として=地上デジタル放送、FMラジオ放送、携帯端末向けマルチメディア放送、タクシー無線の基地局などの役割を担っている他、避雷針、雨水貯留槽(地下)、蓄熱槽といった自然災害等への配慮も施されています。

《スカイツリーが描かれていたとされる浮世絵の検証》
東京スカイツリーが完成してちょっとした頃、一部界隈で、江戸時代に東京スカイツリーが出来ることが予言されていたと話題になりました。

江戸時代後期に活躍した浮世絵師・歌川国芳が、1820〜1850年代頃に描いたとされる「東都三ツ股の図」という作品の左側に、スカイツリーに似た建物が描かれていることがきっかけでした。

浮世絵で描かれた場所は、東京・隅田川のほとりとされていて、中央から右側に向かって架かっている橋は永代橋と考えられています。

また、浮世絵が捉えている目線の位置は、現在の隅田川テラス辺りで、絵自体は舟の修理を描いた作品です。

今日の永代橋を基準として、仮に浮世絵とほぼ同じ位置に立ったとしても、スカイツリーは絵と同じ位置には見えないものの、橋の大きさと距離感を考えると、塔のようなものはとんでもない大きさの建物であり、当時の江戸にあんな大きな建物は存在しないし、(お城より)高い建築物を作ること自体が禁止されていたことや、作者である歌川国芳自身が、割と突飛な作品を残していることから、何かを見て描いたか、(スカイツリーに似た建物を)予見していたかを含め、ちょっとした話題になりました。

歴史の専門家や浮世絵技師から見ても、(浮世絵に描かれている)謎の塔のようなものは何なのかに対する明確な答えは出ていません。


【パックマンがお披露目】

1980(昭和55)年5月22日、ナムコ(現:バンダイナムコエンターテインメント)からアーケードゲーム「パックマン」が発表されました。

同社から発売されていたスペースインベーダーの大ヒットにより、アーケードゲームが流行し、女性もよりゲームを楽しんでもらえるようにと開発されたのが「パックマン」でした。

そのため、カラフルなキャラが多数登場し、特定のステージをクリアすると、コーヒーブレイクと呼ばれる休憩的なデモアニメーションが挿入されるなど、ゲーム本編以外にも、多くの嗜好が凝らされている作品でした。

同年12月から販売が始まると、日本のみならずアメリカや欧州でも大ヒットし、今日では、アーケードゲームを代表する作品のひとつとされています。


【たまご料理の日】

たま(≒◯)ご(5)の語呂合わせと、ニ(2)ワのニ(2)ワトリの語呂合わせにちなんで、全日本うまいもん推進協議会が、5月22日に記念日を制定しています。

多くの料理で使用されるたまごを通して、食についての衛生と安全を啓蒙することが目的とされています。

また、同協議会では、飲食店経営に関する勉強会を開催していて、飲食店経営の支援を行っている他、日本全国の飲食店を対象とした「うまいもん認定」を実施し、約300店以上の飲食店が「うまいもん認定マーク」を取得しています。

《余談》
ニワトリが先か?卵が先か?の問題は、約2,000年以上も前から割りと真剣に議論されている課題 で、生化学:卵が先、進化論:卵が先、神学:ニワトリが先、循環時間論:どちらでもないといった立場や考察視点によって、それぞれに割としっかりした答えがあり、未だにはっきりとした問題の解決自体はなされていない最古の謎のひとつです。


【ガールスカウトの日】

第二次世界大戦の影響で、中断されていた日本のガールスカウトの再興を目的に、1947(昭和22)年5月22日に準備委員会が発足したことにちなんで、ガールスカウト日本連盟が記念日に制定しています。

ガールスカウトは、1908(明治41)年1月24日に、ロバート・ベーデン=パウエル卿によって創立されたボーイスカウトにならったもので、ベーデン=パウエル卿の妹アグネス・ベーデン=パウエル氏によって発足した「ガールガイド」が母体となっています。

日本で最初に行われたガールスカウト運動は、1920(大正9)年に東京で結成された、日本女子補導団が始まりです。

同団体は、第二次世界大戦の影響で、活動自体が中断されていたものの、「だれの手を待つまでもなく、私たちの手で!私たちの手で、この国の未来を担う少女たちを育てましょう」を合言葉に、戦後間もない1947(昭和22)年から活動が再開され、現在でも全国各地でガールスカウトが展開されています。


【国際生物多様性の日】

1994(平成6)年に行われた「生物の多様性に関する条約」締約国会議 にて、国際デーとして、5月22日に記念日が制定されています。

国際表記:International Day for Biological Diversity

野生生物の保護、生物の多様性の保全、絶滅危惧種等の諸問題に対する認知を広めることが目的とされていて、主に、人々が壊してしまった環境を守っていくための取り組みが行われています。


(以上、ネット検索より)

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