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9月28日は世界狂犬病デー&プライバシーデー

【世界狂犬病デー】

細菌学者で狂犬病ワクチンの開発者でもあるフランスの生化学者、
ルイ・パスツール博士の功績を称えるとともに同氏を偲んで、
狂犬病予防連盟が同氏の忌日となる9月28日に記念日を制定しました。

1895(明治28)年9月28日、日本における狂犬病は、
ワクチンの普及によってほぼほぼ絶滅状態にはあるものの、
発展途上国、ワクチン未接種、未達の地域、犬の飼育悪環境などでは、
人を含めたすべての哺乳類に感染し、感染力が非常に高く、
発症してしまうとほぼ死に至る危険性があることから、
狂犬病の恐ろしさや対処法などの認知を広めつつ、
その撲滅を世界的に呼びかける活動が続けられています。

また、近年では、
渡航先からの帰国後に感染が発覚するケースも見受けられることから、
現地での充分なケアが呼びかけられています。

【プライバシーデー】

1964(昭和39)年9月28日に、
日本で初めてプライバシーの権利を認めた判決が下されたことにちなんで制定されました。

きっかけは、三島由紀夫氏の小説『宴のあと』 のモデルとされた有田八郎元外務大臣が、
その内容から作者と発行元の新潮社を訴えていたことに起因します。

裁判では東京地裁がプライバシーの侵害を認め、
三島由紀夫氏に損害賠償を命じる判決を下しました。

『宴のあと』 は、理知的な知識人の政治理想主義よりも、
夫のためなら選挙違反も裏切りもやってのけるヒロイン・かづの愛情と情熱を描いた作品。

政治とは無縁で民衆的で無学なかづの方が、
現実を動かし、政治的であったという皮肉と対比が鮮やかに表現されていると評されています。

また、同裁判の判決で 、
プライバシー という言葉が使われたのをきっかけに、
日本でも人格権が認められ、
言葉としても定着するようになったと言われています。


(以上、ネット検索より)

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