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4月21日の誕生花🌸

ニゲラ
=困惑、当惑、ひそかな喜び、不屈の精神

都忘れ(ミヤコワスレ)
=別れ、しばしの憩い

勿忘草(ワスレナグサ)
=私を忘れないで、 真実の愛、誠の愛、真実の友情

桜(サクラ)
=精神の美、優美な女性


《ニゲラ》

南ヨーロッパ原産のキンポウゲ科の一年草です。

高さは40㎝~100㎝で、4月下旬から7月上旬にかけて、白・ピンク・青・紫色の花を咲かせます。

花びらのように見えるのはがくで、このがくが散ると、花はバルーン状にふくらみ、ツノのような突起もあり、ユニークな形です。

ふくらんだものは、そのまま乾燥させるとドライフラワーとして楽しめます。

ニゲラの種まきは、9月から10月にかけてで、明るい所では発芽しない性質を持っているので、種をまくときには、土をかけておさえておくことが必要です。


《都忘れ(ミヤコワスレ)》

小菊のような可愛らしい花を咲かせます。

江戸時代から茶花などに用いるため栽培されてきた、日本人にとってなじみ深い山野草です。

花の中心が黄色で花びらは紫やピンク、白などがあります。

小さい花ですが特に濃い紫のものはよく目立ちます。

日が当たりすぎる場所より、半日陰の方が状態良く育ち、花色も鮮やかになります。

シェードガーデンにぴったりな植物です。

草丈は、品種によって20~70cmと様々あります。

草丈が低いものは鉢植えで育て、草丈が高く育つものは庭植えして花壇の背景に使ったり、切り花に用いられることが多いです。

花持ちがよく、お仏壇の花としても人気があります。

学名の「savatieri」は、明治時代のフランス人医師・植物学者リュドヴィク・サヴァティエ博士の名にちなんでいます。

また、英名の「Gymnaster」は、ギリシャ語の「裸の」という意味を持つ「gymnou」と「星」を意味する「aster」から付けられたそうです。

都忘れ(ミヤコワスレ)の名の由来は、鎌倉時代の順徳天皇まで遡ります。

承久の乱を発起し、大敗して佐渡に流刑された順徳天皇は、都を偲んで佐渡に咲いていた可愛い花を眺め、都への思いを忘れようと和歌を詠んだという伝説があり、その伝説から、「都忘れ」という名が付けられたとされています。


《勿忘草(ワスレナグサ)》

さまざまな花色があるのですが、中でも青紫色の爽やかな花姿がポピュラーです。

涼しげでありながらもどこか儚げなその姿には、ワスレナグサという名前がぴったりなように思えます。

夏の涼しげな風景によく似合う可憐な印象のワスレナグサですが、実はこぼれ種でどんどん増えていく生命力の強さも持ち合わせているのです。

横へ横へとどんどん広がっていく性質を持っているので、ガーデニングのグラウンドカバーにも適していますよ。

ひとつひとつはとても小ぶりな花ですが、その繁殖力から地面を埋めるように広がり、10〜50cmほどの花茎をたくさん立ち上げるので、なかなか見応えのある姿になります。

自生地であるヨーロッパ地方では多年草なのですが、日本では一年草に分類されています。

これはワスレナグサがとても暑さに弱いため、日本の暑さに耐えられず、3〜6月と比較的長い開花時期が終わった後に、夏越しができずそのまま枯れてしまうためなのです。

ワスレナグサと同じムラサキ科の花には、観光名所としても人気の高い「ネモフィラ」も仲間に入ります。

青みがかった花色と、繊細で儚げな姿が似ています。

葉を擦るとキュウリの匂いがする「キュウリグサ」も、同じムラサキ科の仲間です。


《桜(サクラ)》

バラ科に属していて、落葉広葉樹です。

春に白色・桜色と表現される薄紅色や濃紅色の花を咲かせるものが多いですが、春以外の季節に咲くものも多くあります。

特に、観賞用に多く植えられてきたのが「ソメイヨシノ」という種類で、エドヒガンとオオシマザクラを交配することで誕生しました。

桜が自生している範囲は北半球の温暖な気候のところで、日本以外にも、中国やアメリカ・カナダ、ヨーロッパや西シベリアなど、広範囲で見ることができます。

(以上、ネット検索より)

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