8月7日は、立秋(2024年)&「タマちゃん」登場&月遅れ七夕&機械の日&オクラの日&白亜期の恐竜の化石が発見&世界初のトランジスタラジオが発売&鼻の日&花の日&花やしきの日
【立秋(2024年)】
立秋(りっしゅう)は季節の変わり目を表す二十四節気のひとつで、定気法にて、太陽黄経が135度のときと定義されていて、2024(令和6)年は8月7日に該当します。
中央標準時:8月7日:9時09分
立秋を過ぎた頃から、ちょっとひんやりとした秋風が吹きはじめ、秋の気配が感じられることから、秋の気配が立つ日という意味で、その名が付いています。
一般的に、立秋を過ぎても暑い気候のことを残暑と呼ぶ習わしがありますが、近年では、全国的に残暑期間中が最も暑い時季となる傾向があります。
【「タマちゃん」登場】
2002(平成14)年8月7日、東京都と神奈川県の県境の多摩川で、アゴヒゲアザラシが発見されました。
アザラシは一般的に、浅瀬の海水に生息するケースがほとんどとされる中、典型的な都市河川で水質が芳しくないとされる場所に姿を見せたのは極めて稀で、その珍しさもあり、多くのメディアで取り上げられ、全国的な話題でした。
また、無理な捕獲はショック死させる恐れ、野生のアザラシの危険性から静観し、様子を見る対応が取られたことの副次的作用で、連日多くの見物人が動向を見守りました。
アゴヒゲアザラシは多摩川で発見されたことから、「タマちゃん」と名付けられ、関連商品も多数登場したことで、経済効果も生み出しました。
加えて、タマちゃんの登場で、都市河川や東京湾の環境状況に関心を持つ人が増えたとされ、その影響の大きさもあり、同年の流行語年間大賞にも選出されています。
タマちゃんは、2004(平成16)年の中旬以降に姿を見せなくなってからは、海に還ったのではとされるも、実際の詳細は不明のままです。
【月遅れ七夕】
七夕は本来、旧暦7月7日の行事で、新暦に変わった後も、そのまま7月7日に行われている地域が多いものの、北日本、山陰地方、九州では、月遅れの8月7日前後に七夕行事をする地域もあります。
例:仙台七夕まつり:例年8月6〜8日の3日間。
【月遅れ七夕に関連した記念日】
《機械の日》
七夕は元々、「棚機(たなばた)」という織機で、神に捧げる御衣を織ったことにちなんでいるとする説があることから、日本機械学会が、月遅れ七夕の8月7日に記念日を制定しています。
《オクラの日》
オクラの切り口が星形をしていることと、8月7日の花のひとつに、オクラの花があることにちなんで、岩手県の青果業「やおやささき」が、月遅れ七夕の8月7日に記念日を制定しています。
【白亜期の恐竜の化石が発見】
2006(平成18)年8月7日、兵庫県丹波市にある篠山層群から、ティタノサウルス形類と推測される恐竜の化石が発見されました。
小型脊椎動物の化石は大変希少で、哺乳類の化石を含んでいたことから、世界的にも大変重要な発見でした。
丹波竜:学名:タンバティタニス・アミキティアエと名付けられた同化石は、後日、専門家の鑑定により、世界でも少例とされる「中生代白亜紀」のものだと考えられていて、今後の発掘技術の向上次第では、ほぼ全身に近い骨格が良好な保存状態で発掘される可能性が高いため、継続した発掘作業は未来に託されています。
【世界初のトランジスタラジオが発売】
1955(昭和30)年8月7日、東京通信工業(現:ソニー)から、世界初のトランジスタラジオ「TR-55」が発売されました。
それまでのラジオでは、主に真空管が使われていたのに対し、「TR-55」は、半導体素子のトランジスタを使うことで、大幅な消費電力の低減を実現することに成功。
加えて、小型化、軽量化、携帯化も実現したことで、1950年代後半からは、真空管ラジオに変わり、トランジスタラジオがシェアを広げていきました。
【鼻の日】
日本耳鼻咽喉科学会が、は(8)な(7)[鼻]の語呂合わせにちなんで、8月7日に記念日を制定しています。
鼻疾患に関する啓発を目的としていて、例年8月7日を中心に、全国各地で専門医による講演会や無料相談会が行われています。
【花の日】
は(8)な(7)[花]の語呂合わせにちなんで、8月7日に記念日が設けられています。
また、同記念日とは別に、キリスト教では、子供たちが教会に花を持ち寄って礼拝し、病人を慰問するための花の日が、6月の第2週に設けられています。
【花やしきの日】
遊園施設「浅草花やしき」を運営する株式会社花やしきが、は(8)な(7)やしきの語呂合わせにちなんで、8月7日に記念日を制定しています。
花やしきは、1853(嘉永6)年に、東京・浅草に開園した日本最古の遊園地で、1953(昭和28)年には、国産初にして日本最古のローラーコースターが設置されています。
2023(令和5)年には開園170周年を迎え、今日でも下町のシンボルのひとつとして営業が続いています。
(以上、ネット検索より)
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