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小さな博物学日記

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2020年1月1日より、毎日、写真日記・絵日記を書きます。 長い記事は「きらら舎一号館」にまとめていますが、こちらは記録や説明のための写真ではなく、1日1枚。思いを込めて撮影し… もっと読む
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#蛍石

博物標本コラージュ2

小さなお皿サイズのシャコガイを入荷しました。 レジンに凝っていた時期には、これに青いレジ…

博物標本コラージュ

ユーカリの仲間、エウカリプツス・レーマンニという植物の若い蕾です。 ドライフラワーとして…

青い蛍石八面体劈開割り

湖南省産のとても青い蛍石やイリノイ州産オールドコレクションカラーの蛍 石を八面体に割って…

鉱物の色

湖南省の青い蛍石と一緒に濃い藍色の標本が届きました。 産地は同じ湖南省ですが、結晶はきち…

大きな蛍石を割る

鉱山採掘やミネラルショー、世界の物流が滞っているので、新しい標本の入荷がだんだんと難しく…

ソーダ味がしそうな蛍石

メキシコ産の蛍石を壜に詰めてみました。 このまま光に翳すとクラック部分がキラキラと輝きま…

湖南省の青い蛍石

久しぶりに湖南省の青い蛍石が届きました。 この産地の蛍石には「窓」があります。 蛍石ならではの表面の幾何学模様の中に、まるで劈開面のように平らな四角い部分があるのです。 四角い部分には縁があるものもあり、透明度が高いので、カメラやルーペで接近して見ると、箱眼鏡で海の中をのぞいているかのような感覚になります。 繊細な方解石の結晶を纏っているものもあり、鱗のティアラのようです。 いくつかは八面体に割ってみようと思います。

蛍石にできた窓

鉱物では蛍石が好きで、価格的にも買いやすく、流通量も色の種類も豊富な のでどうしても扱う…

湖南省の青い蛍石2

中国の流通がかなり乱れていたので、到着が遅れましたが、ようやく湖南省 の蛍石が届きました…

蛍石に浮かぶ宇宙

蛍石はその化学組成式どうりであれば無色ですが、実際には緑色や紫色が多 く、透明な結晶が採…

蛍石の自形

蛍石は等軸晶系なので、縦横が同じ長さのコロンとした形の結晶になります。 立方体がとても多…

蛍石八面体劈開~初級編~

『小さな博物学日記』は17文字×12行の縛りで綴っていますが、奇数日の月の晦日は2日分の分量…

湖南省の青い蛍石

青い蛍石は世界各地で産出されていますが、それぞれ個性があります。 湖南省のものは立方体結…

写真彩色画/内モンゴルの青い蛍石

2014年新産の内モンゴルの蛍石です。 カラーチェンジと立方体を面取りしたような結晶の形、とても青い色などから人気があり、登場した当時はなかなか手が出せる価格ではありませんでし た。 その後、流通量も安定していて、さらに放射能で色揚げしているなどの疑惑も出て、価格自体は安定してきました。 これは新産当初に購入した標本なので、かなりしょぼいものです。 それでも、写真彩色画にすると、少しよい標本に見えてくるので不思議です。