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小さな博物学日記

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2020年1月1日より、毎日、写真日記・絵日記を書きます。 長い記事は「きらら舎一号館」にまとめていますが、こちらは記録や説明のための写真ではなく、1日1枚。思いを込めて撮影し… もっと読む
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2020年4月の記事一覧

微小貝探し

砂浜の砂をお土産にいただきました。 採集者は、どこにでもいるような小さなヤドカリや海藻や…

メダカの引っ越し

冬の間、小さな水槽に入れられて室内飼育だったメダカたち。 メダカの発生ワークショップで卵…

ウサギゴケの大行進

ウサギゴケはタヌキモ科の食虫植物で、苔の仲間ではありません。 ウツボカズラやハエトリソウ…

ハマダンゴムシの死んだふり

ハマダンゴムシをいただきました。 小さなタッパで砂と一緒に5匹。 ベタ用水槽に砂と一緒に…

ルチル

ルチル。和名は金紅石。 多くの人はルチルというとこれが入った水晶、ルチルクォーツを思い浮…

エチオピアオパール

エチオピアオパールの原石を入荷しました。 2013年にエチオピア政府が原石の輸出を禁止してい…

ラブラドライト

和名は曹灰長石。 鉱物としては独立種ではありません。 灰長石と曹長石という鉱物があって灰はカルシウムを表し、曹はナトリウムを表すのですが、この両方を含むものが存在するのです。 ラブラドライトはその中間のものです。 だから曹灰長石。 光をあてると様々な色に輝きます。 輝く角度は決まっていて、鮮やかに輝く面と同じ方向を向く面では同様の輝きが出ます。 一面だけ研磨してあるものは裏面も見ると面白い発見があります。

菫青石

制作中の本用に、マダガスカル産キューブ型の菫青石を購入しました。 菫青石には二色性という…

春の磯研修

毎年恒例の磯研修に、今年も参加しました。 採集の目的は実験用のバフンウニで、そのほかムラ…

桜の花びら一枚

今年は桜の開花がとても早かったのですが、その後の寒暖差が激しく、花の時期が長いようです。…

マルベリーの花芽

冬の間、葉を落としていたマルベリー。 桑の仲間で、カイコのために植えてあるものなので、さ…

タンポポの綿毛標本

西洋タンポポは道端や公園、土手や、街路樹の植えられている根本など、町中にあるのですが、犬…

ちょっと休んでます

このノートは1年後に書籍化を意識して文字数制限、画像1枚(奇数日の月 の晦日は2日分)で…

オイル入り水晶

パキスタンの西南からイラン東南、アフガニスタン南部にまたがるバローチ スターンで採れる両錘水晶には金色に輝く油の粒が入っているものがあります。 オイルはブラックライトで青白く蛍光します。 日本でも高知でオイル入水晶が採れますがバローチスターン産の美しさには到底及びません。 原油国でこそ採れる鉱物でしょう。 ブラックライトをあてると、閉ざされた小さな水晶内部空間に、果てしない宇宙が突如として浮かび上がるようです。