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フランスでのバイト

フランス留学中のきら⭐️です。

今日はフランスでのバイトについてお話しします。海外でのバイトってどうなの?学業との両立は?どうやって応募するの?などの疑問に答えていきます!

フランスでバイトをしてみたいという方の参考になると思いますので是非最後までご覧ください!



フランスでのバイトの見つけ方

バイトの見つけ方は主に二種類あります。一つはindeedなどのアプリを利用して見つける方法と、自分からメールや訪問などで探す方法があります。直接訪問して応募する方法は日本では少数かと思いますが、フランスでは結構起こり得ることです。そのため、フランスでのバイト探しはガッツがいるでしょう。

履歴書と志望動機の書き方

バイトに応募する際、履歴書(CV)と志望動機lettre de motivationを書く必要があります。わたしはCanvaを使って書きました。Canva はデザイン性に優れており、無料で質の高いCVを作ることができるのでおすすめです。

CVに入れる情報としては、
-Informations personnelles (住所などの個人情報)
-Expériences professionnelles(職業経験)
-Formations(大学の学位、訓練など)
-Engagements (参加した活動、ボランディア、会議など)
-Langues(言語)
-Loisirs(趣味:スペースがあれば)

などです。写真は入れる場合が多いですが、入れなくても構いません。

ポイントとしては、わかりやすい場所に、自分が現在何者なのか、となんのための履歴書なのかを明記することです。
何者かに関しては、
現在学生なら→何学部の何年生なのかを書きます。
何のためなのかに関しては、
バイトを探しているのなら→Cherche un travail
インターンシップを探しているのなら→cherche un stage de 3mois
などのように期間も添えて、探しているものはなんなのかをできるだけ明確に示すことが大切です。わたしは、今回のバイトの応募の場合はcherche un emploi étudiante と書きました。なぜなら、フルタイムの仕事は探しておらず、学生ということを分かった上で雇用されたいからです。
このポイントを気をつけることによって、自分が何を求めているかをしっかりと相手に伝えることができ、条件に合っていればCVを見てもらえる可能性が高まります。

志望動機に関しては、その仕事によって書き方は多少変わりますが、大まかな部分は大きく変わりません。どうしてこの仕事に興味があるのか、いかに自身がこの仕事に適しているのか、今までの経験をどうこの仕事に生かすことができるのかなどを書く必要があります。そして最後に面接のお願いをします。志望動機とCVを添えてメールを送る場合が基本ですが、小さな会社や個人でしたら、メールに直接志望動機を書いてCVを送るという場合もありました。そのほうがメールを開けた瞬間に読んでもらえるので、わざわざ二つのファイルを開いてもらうよりもみてもらえる可能が高まるからです。しかしよりオフィシャルな場面では志望動機とCVを添え、さらにメールで簡潔に応募動機を説明するのが良いと思います。

次は実際にわたしが合格した仕事二つをご紹介します。

仕事1:レストラン

フランスでの初めての仕事は韓国料理屋でした。このレストランは、もともと友達が働いており、話を聞いている時に、わたしも仕事を探しているんだと伝えると、ボスに聞いてみると教えてくれました。同じタイミングでindeedにそのレストランの広告が出ていたので、彼に話をしてもらった上でindeedから応募しました。日本でのレストラン経験が評価されたのかはわかりませんが、2回のテストを経て、契約を結んでもらえることになりました。20/週で契約を結びました。学生と両立するには少し多い時間であるとは思います。ボジションはpolyvalente で、料理、接客、掃除など基本なんでもやる仕事になります。レストランバイトあるあるですが、賄いが食べれるので食費が浮くのがありがたかったです。業態がファストフードのような形だったので、スピード命のお店で忙しかったです。また、連携プレーで早く料理を提供するので、フランス人同僚との仕事中のコミュニケーションはとても大切でした。この仕事で多くのことを学びました。大変なこともすごくありましたがここでは紹介しきれないので詳しくは他のnoteで書こうと思います。

仕事2:CROUS寮受付

二つ目の仕事は、CROUSの寮の受付です。この仕事は、現在住んでいる寮で募集があり応募しました。CROUSで働いている知人がその情報を教えてくれたので、すぐにメールを送りました。数日後、電話で面接に来るように伝えられ、directrice (部長)とお話をしました。わたしのフランス語に少し不安を感じられてはいたものの、わたしの知人の直接の上司であったために、信頼していただき、仕事を任せてもらえました。この仕事を得ることができたのは、知人のおかげだと思っています。

仕事内容は、学生の質問に答えたり、電話を繋いだり、家賃支払いの対応、建物の安全管理、郵便物の管理などをします。学生に寄り添える仕事なので、とても楽しいく、やりがいのある仕事です。電話対応などがあるので、フランス語力が求められます。また、フランス人以外の学生も住んでいるので、英語の能力も必要です。基本は椅子に座っていますし、すごく忙しいわけではないので、とても落ち着いて仕事ができます。vacataire (臨時雇い、フリーランス)という契約なので、自分の希望日を入れて、仕事できる時間に働くという形なので学業に支障が出ることもなく仕事ができています。同僚との会話は引き継ぎの時以外はなく、基本1人きりで仕事をします。平均して週に15時間ほど働いています。

二つの仕事を経て思うこと

1、コネの大切さ
仕事1、2に共通して言えるのは、コネの大切さです。知人を通してだと、より安心感を持って面接まで通してもらえることが多いです。面接からはもちろん自分の実力も重要ですが、全く知らない人にコンタクトすると返信ももらえないなんてこともあるフランスでは、面接にまでありつけるのは非常にありがたいことです。

2、仕事探し中と公言すること
ありがたいことに、仕事探している時は、そのことを言うことで気にかけてくれる人や、良い情報があれば共有してくれる優しい方に恵まれました。なので、日常会話の中から、仕事を探していることを公言することでもしかしたらご縁があるかもしれません。

フランスの仕事で大変だったこと

仕事を探そうと思ってから、実際に見つかるまで、わたしは結構時間がかかった方でした。フランス語に自信がないので、この仕事が自分に務まるだろうか。そんな不安と勝手に戦っていました。しかし、それは面接してみて、会社が決めることであってわたしが決めることではない。だからまずやってみよう。すぐに諦めない。すぐに見つからなくても落ち込まない。最初できなくたって学んでいけばいい。そんな気持ちでバイト探しを頑張りました。
わたしの中には一つ挑戦がありました。それは、日本語というものに頼るのではなく、フランス社会でフランス人と同様のバイトをしてみようということでした。日本人オーナのバイト先だったら見つけるのはもっと簡単だったかもしれません。でも、日本語にすがっていてはこの先フランスで就職をするときに同じ壁にぶつかってしまうだろうと思い、フランス100%で探しました。長い仕事探しの過程で、学ぶことがたくさんあり、就職活動に成功したことが、フランス社会で生きていくことのちょっとした自信になりました。

まとめ

海外のバイト探しは大変です。うまくいかないことの方が多いです。自分のできなさに落ち込むこともあります。しかし、できないベースでいいのです。最初は出来ないのは当たり前です。それは言い訳なのではなくて、自分をポシティブに保つマインドセットです。出来ないことに落ち込むのではなくて、出来ないなりに頑張っている自分を褒めて上げるのは大切だと思います。少しずつ進んでいきましょう!!

最後まで読んでくださりありがとうございました!!きら⭐️








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