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日記のようなもの2023/2/15

朝、母が通院のため開店準備だけ手伝いにお店へ
母とバトンタッチして帰宅、明日の準備の前にロイヤルブレンドでひと息 楽しみにしていた和食の暦が届いていたのでザッと読む

大寒が明ける節分には大晦日と同じ意味合いがあり、変化の時には邪気が生じやすいとある

「なぁんだ、繊細な人はみんな今でも口を揃えて言うじゃない」と感心する(その繊細さを私は持ち合わせてはいないので、内心少し羨ましくもある)

和食にとって、季節の変わり目は、とても貴重で楽しみなタイミングである

和食をコースで何度か食べた事のある人はわかると思うが、鰤の名残りは冬の終わりを告げ、菜の花やホタルイカのはしりは春の訪れを教えてくれる、季節の変わり目はその両方がコース内に一度に会する

名残り:そろそろ旬が終わるよ〜また来期!
はしり:そろそろ旬が始まるよ〜だんだん美味しくなっていく様子を楽しんでね〜

旬の食べ物には、もの凄い力がある
その季節に、私たちに必要な栄養素が一番多く含まれていたりする(一番体が疲れて味覚の鈍る冬と夏に、タウリンや亜鉛の多い牡蠣が美味しい、とか)
恐るべし、旬の力 侮れない

様々な文明の力や技術の発達により、いつでもどこでも何でも何度でも、食べやすく手に入りやすくなったけれど、たまには旬のものを食べてみませんか?

せり
おひたし・胡麻和え・天ぷら!

塩焼き・照焼き・ぶり大根!
真鱈
鱈ちり・西京焼き・白子ポン酢!
真牡蠣
カキフライ・土手鍋(味噌仕立ての鍋のこと)

冬の真牡蠣は小ぶりだけど身が縮みにくくて旨味がぎゅーっとぎっしり
夏に旬が訪れるのは岩牡蠣よ〜


【旬を喰らうとは土を喰らうこと】
とはよく言ったものだけど、海もどうぞよろしくね

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