恋愛したいがなかなか他人に興味が持てない方に(回避依存)
タイトルは恋愛相談でよくありテーマです。
恋愛相談でなくても、人間関係、仕事の相談でもとても多いです。
お越し下さる方の大多数は多かれ少なかれ、大きく分けるとこちら側の方が多いんですね。
恋愛でも仕事でも、人と意見が食い違った時に
「話し合わずに、(勝手に)分かってもらえないと諦める」のもこのケース。
一見は理性的、我慢強い。
人に迷惑はかけないタイプだと自負している。
そういう方って多いのでは?とおもいます。
何を隠そう、以前の私はこの系統の代表選手でしたから。
そりゃ、お越し下さる方の系統もそうなるわ、です。
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自分は理知的だとおもっているので、恋愛系のブログ、共依存、アダルトチルドレン系とか読んでも
「いやー、わたしはこんなに相手にライン攻撃しないし」
「我慢できるし」
「泣きわめいて思い通りにしようとかしないし」
「え?本当にこんなにズブズブな恋愛している人とか本当にいるの????」
という感想をもって
「私は共依存とは違うわー」と思っていそうです。
ですが、これってコインの裏表。
根っこは同じで、どのような状態で出ているかが違うだけなんですね。
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適切な距離感で、あたたかい対等で親密な関係になれない
それががっぷり四つに組むかのごとく突進するのか
(むりやりにめちゃくちゃ接近して、自分の思いや欲求を押し付け、押し通そうとするのか)
ちょっとはなれたところから、リモコンで操作しようとするのか
(自分の内面に近寄らせず、言動、知性によって相手を思い通りにしようとする。
自分の方が優位に立とうとする。
自分にことは知られたくないけれど、相手のことは把握しておきたい)
後者のようにでているだけなんですね。
後者は回避依存と呼ばれるタイプの共依存です。
共依存と言うのは、外部準拠状態の事です。
外部準拠、というのは自分の以外の外側(外部)に準拠している(基準がある)ということ。
平たく言うと、他人軸の事です。
他者の評価、愛され度合い、物事の結果などが自分の基準となっています。
わたしはこうだからいいのとか、失敗しても頑張った自分は認めるなどの自分が基準ではないんですね。
自分の基準を他者に明け渡しているので、回避の人は外側は理知的でひょうひょうとしているようにみえたとしても実は不安なんですよね。
・自分の内面に自信がないから
・本当の自分を知られたら、人は離れていくのではないか
・愛されなくなるのではないか
という恐怖感があるんです。
だから、人と距離をとって自分が優位に立とうとする。
深く話しあって自分のことを知られて離れていかれるなんて、プライドが傷つくので暗雲立ち込めてきたら、すぐに諦めます。
自分が傷つきたくないから、「話し合ってもムダ」と腹を割って話しません。
あまり知られていませんが、隠れ共依存ですね。
知的で繊細な方が多いです。
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