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SLEになって⑧ まさかの整形外科再入院→メンタル沈む。

退院してからは、自宅近くを杖を使って散歩したりしていました。家の中でも杖は必要で、あらゆる面で不便さが目立ちました。寒い冬、満足に靴下も履けない。夜にベッドから起きてトイレに行くのもままならない。。。  気が遠くなりました。

退院後5日経った頃、急な発熱。38.5℃。。。嫌な予感。
そして、担当医から聞いていたことで思い出すことがありました。


「SLEの患者さんは、術後忘れたころに外来にやってくることがあります。何らかの免疫異常で感染を起こし、再手術になることがあります。ただ、僕の患者さんでは今までありません。」と。

慌てて整形外科外来を受診。運良く担当医に診てもらうことができました。左足の創部感染で膿が溜まっており、採血でCRPも上昇。緊急入院、緊急デブリ!!またしても、手術台へ。メンタルが崩れていくのが分かりました。

目に見えない免疫の異常。SLEって得体が知れない。創部の清潔には努めていましたが、まさかこんなことになるとは!!

結果的に無事に左足のデブリのみで済み、再手術はなんとか回避できました。

当時はがっくり落ち込みましたが、「稀にそういうことはありますよ。再々手術なんかも。」と看護師さんやリハビリの先生もあるあるネタとして話してくださいました。

念には念を。約一ヶ月、抗生剤の点滴と内服でしっかり菌をたたき、なんとか退院となりました。
どの経路で感染を起こしたのか?最後まで分からないままでした。

担当医は、傷が大きくなってしまったこと、わたしのメンタルの不調に配慮してくださり退院を少し早めてくださいました。

退院時、まさかの再入院で心が折れた私は、燃え尽き症候群の様になっていました。

最後まで、読んでいただきありがとうございます。

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