見出し画像

SLEになって⑨ 退院→通院リバビリ→退職

整形外科退院後は、モチベーションは上がらず。それでも、外来通院をしながらリハビリは継続していきました。自宅での宿題リハビリ20分と1週間に1回の通院リハビリメニューを最低限やるのみ。それ以外は、コロナが大流行した年で、自宅に引きこもる日々でした。

また、復職するには2020年3月1日時点で杖無しで歩ける状態が条件でした。しかし、通院リハビリに通いはじめたのが2020年1月。心も身体も体力も、2ヶ月ではとても働ける状態にはならないと思いました。

幸いメンタルの不調は悪化することなく、低空飛行を維持できました。メンタルの先生からは「今回の再入院は、調子を崩し、また精神科の入院が必要かもしれないと思った。だが、前回よりは成長している。疲れも出たと思うし、今はリハビリ以外は休んでいい。ひとつひとつ、日々を積み重ねることが回復につながる」と励ましていただいてました。

その後も、先生の言葉を頼りにリハビリを継続しました。通院リハビリを卒業し、杖無しで歩けるようになり、自転車や車の運転も再開出来るようになっていました。2020年5月には地元の低山にハイキングに行くこともできました。ひとりで、杖無しで歩けるのに半年。生活の不便さを感じなくなるまで一年。わたしには、これだけの時間が必要でした。

仕事は、残念ではありましたが、リハビリが間に合わず退職となりました。

最後まで、読んでいただきありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?