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実は相方が好きすぎる妻

相方。
そう言う呼び方ってお笑い芸人さん?って言うのはもう過去の話。

この頃では、夫婦でも相手の事を相方。なんて呼ぶ人も居る。

使い方は難しい。
もしかしたら間違っているかも知れないけれど、私もたまに相方と言って、SNSに投稿している時がある。

その時の気分で使い分けている様な、ある意味便利な呼び方でもある。

相方=平等。
この呼び方は、そんな風にも思えてくる。そんな立ち位置の呼び方。

私の相方(夫)。
10歳年上の堅物人間。

今でこそだいぶ丸くなったが、出会った頃は相当酷かった。
え?何が酷いかって?

自分の考えが絶対正しいと思っていて、縦のものを横にもしない。
おまけにお腹が空いたら機嫌が凄く悪くなり当たり散らされる。

私の両親は、優しく温厚で穏やかな性格。そんな両親に育てられて、私も同じ様な性格に育った。

そんなだから、相方の凝り固まった考え方を知った時は、凄く衝撃だったし、未だに理解不能。

結婚してからは何回も理不尽な事で泣かされてきた。実家に帰ろうと思った事も2、3回では無い。

その度に実家の母に電話をし、延々と話を聞いてもらい、モヤモヤした気持ちを心に収める。

母は、度々ある私からのこんな電話に対して、「あんたの為に長生きせなあかんと思う」。とその度に言う。

どんな時も娘の愚痴を聞いてあげて、少しでも気持ちが和らいだら。っと言う優しい親心。

心配ばかりさせてしまうダメな娘の私。いつもいつも感謝の気持ちで一杯。

そんな悩みの種の頑固一徹の相方だけど実は物凄く、妻思い。

朝に美味しいコーヒーを淹れてくれる相方。うちの朝はパン食が多い。
食パンは丁度良い加減に焼いてくれる。私は焼き過ぎないのが好き。

たまにはサンドイッチも作る。
相方の大好きなサンドイッチ🥪

野菜と卵やタンパク質系、ヨーグルト、フルーツは私の担当。
それぞれが勝手にキッチンで動いてて、2人分それを用意して丁度同じ頃にテーブルへ。

実に動きに無駄がない2人。
ある意味、息ぴったりの私たち。

和食にもチャレンジしたけれど、忙しい朝、色んなおかずを用意するのが大変で、やっぱり気楽なパン食に逆もどり。

私はアウトドア派。
相方はインドア派。

私はカラフルなものが好き。
相方は美的センスが全く無く色の取り合わせも全く分からない。

他にも沢山好みの違う点が多々ある。
でも何で一緒になったんだろう?

煩くて堅物で訳わからない考えを持つ事の多い相方だけど、憎めない可愛さを持っているところもあり、私は何処かに惹かれたんだと思う。

未だにそれははっきり何かは分からないけれど言える事は、相方の愛を感じる。と言う事と、ほっとけない人。と言うその2つ。

その2つがあれば、きっと一生添い遂げられる。
そんな気がして。

今日も相方の好きな美味しいご飯を作ってあげよう。
私が仕事の昼は、美味しいお弁当も相方に🍱

もう白状します。
実は大好きな相方。

結局は、熟年夫婦のラブラブな物語りになってしまいました。

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