5/23月-5/29日
23日(月)
今住んでいる物件の管理会社に、退去の連絡を入れた。
退去のギリギリ一ヶ月前、滑り込みセーフ!と思ったら、なんと退去の二ヶ月前(!)に申告しないとならなかったらしく、7月末までの賃料は支払いしないといけないらしい。
慌てて新居探しでお世話になった不動産屋さんに連絡して、引っ越しを一ヶ月延ばしてもらった。
6月末の移住のはずが、7月末に延期になってしまった。
ゆったり荷造りできるということで、まあ良しとする。
今ハマっているショートドラマ「名建築で昼食を」。
池田エライザが大変可愛くて良い。
毎話、明治・大正にかけてつくられた東京にある建築物を巡る話。池田エライザが暮らすお部屋のインテリアもレトロ可愛くてお気に入りなのです。次東京に遊びに行く時、名建築、いくつか巡りたいなあ。
作中で、「小確幸」という言葉を初めて知った。
小さいけれど、確かな幸せ。村上春樹の小説に出てくる言葉らしい。
小さいけれど確かな幸せ。
大袈裟な幸せじゃなくていいから、毎日降り積もることに気付かないくらい、ささやかな幸せを積み重ねて生活していきたいものですね。
ここ最近私が噛み締めている小確幸は、冷蔵庫に瓶の粒マスタードが常備されていることです。
これなしではウインナーが食べられない身体にされてしまいました。
24日(火)
携帯をかえてから初めて、Face IDとやらを登録してみましたが、寝起きのすっぴんだと認識してもらえなくて結局朝はパスコードを打ち込んでいます。
寝起きで数字を打ち込むのもだるい時ほどFace IDに機能してほしいのにな...。
最近、通勤途中の藤棚がとっても綺麗に咲いていて、下を通るたびにとても甘い香りがします。
鬼滅の刃の鬼は、この匂いがダメなのか...。
この日はとってもお天気で、おまけに早く退勤できて良い日でした。
25日(水)
人の勧めで、緒形真理子の「隣人の愛を知れ」読了。
オムニバス形式の小説は昔から好きだった。
例に漏れずこの本も。
不倫とか、家庭内での小さな亀裂が生まれる瞬間をたくさん垣間見た。不思議と、どろどろした気持ちにはならないのが良かった。
不倫なんて、と思うものの、自分の周りでそういう話を聞くことも全然珍しいことではない。
するっと、何かのきっかけで自然と始まってしまうものなのかも。
26日(木)
記憶なし。
多分疲れてた。
27日(金)
島本理生の「わたしたちは銀のフォークと薬を手にして」を読み始める。
しっかり遅くまで残業して、実家に寄ってご飯を食べた。
とろろが食卓に並ぶとかなりテンションあがる。
28日(土)
朝からめっちゃ雨でしたが、本日、誕生日です!
取り立てて予定があったわけではないけれど、穏やかで幸せな一日でした。
家族からも、幼馴染からも、ひょんなことから仲良くなったおじちゃんからも、ずっと昔からの友達からも、新しくできた友達からも、お誕生日とお正月しかやりとりのない友達からも、LINEがきた。朝からほこほこ嬉しい気持ち。
上司から昨日突然チケットを分けてもらったので、夕方からクラシックのコンサートを聴きに行った。半分仕事みたいな感じだったけれど、良い音楽に包まれるととっても豊かな気持ち。
未だに全くクラシックは詳しくないし、音楽より絵画や演劇に惹かれがちだけれど、何百年も前からかたちを変えずに残り続ける音楽には、人の心を揺さぶる力が備わっているな、とは常々思う。自分がこれまで担当した仕事も、誰かの心を震わせることができたのだろうか。
コンサートでお隣の席になったマダム、真っ白の髪の毛がとても綺麗で、ころころ笑うたびにイヤリングが幸せそうに揺れていた。
私も、こんな風に色んなものにパワーをもらいながら、可愛いおばあちゃんになりたい。
帰りに実家に寄り、お母さんにリクエストしていたコロッケを頬張る。お母さんのコロッケ世界一だと思う。
ケーキは地元で有名なチョコレート屋さんののケーキ!どっしり濃厚で、ゆっくり大事に食べた。
誕生日に四角いケーキ、初めてかも。
翌日も仕事のため早めに自分の家に引き上げ、何故かこのタイミングで名探偵コナン銀翼の魔術師を観る。
その後、島本理生の「わたしたちは銀のフォークと薬をてにして」読了。
ジャケ買いの本だったけど、意図せずして自分と同世代くらいの女性が主人公で、思わず前のめりで読んだ。大人のための恋愛小説だった。これから繰り返し、読みたい本だなと思う。
29歳ですって。
ラスト20代ですって。
正直、もっと色んなことに焦ったり、せかせかしたりしちゃうのかなーと思っていた。でも、年を重ねることがぜんぜん怖くない。20代前半の時の方が、老いることに対して必要以上に構えていたような気がする。
ナルシストみたいでちょっと恥ずかしいけれど、私は今の私のことが一番好きです。(と思えるように努力してる、とも言いますが)
色んな失敗をして、間違ったこともして、苦い汁を舐めてきた分、きっと打たれ強くなったし、その度に人の気持ちにもっと寄り添えるようになりたいと思えた。
同じくらい、たくさん楽しい思いをして、幸せなことや嬉しいことがたくさんあって、大好きな人がたくさんできて、その気持ちや人の数だけ元気でいられると思う。
反対に、傍にいるべきでないと感じた人や人間関係を切り捨てる勇気を持てたのは、ここ最近のことかも。
基本的に、人間の根っこは優しさでできていると信じていたいから、交わることを諦めてしまった人のことも、各々の世界で健やかに生きていてほしいとは思っているよ。(嫌いな人はどこまで行っても嫌いのままかもしれないけど)
妹からは、シャネルの香水をプレゼントしてもらいました。この香りが似合うような人になりたいと思います。
29日(日)
本番前のため、午前だけ出勤。
あんまり出てくる意味なかったカナー?!というくらい大して進まなかった。
まぁまぁ、そんな日もある。
お昼から人と会う約束をしていてカフェに出かけたのですが、びっっっくりするほど話が盛り上がらなくて辛い思いをする。
まだよく知らないその人が、いろいろと話を振ってくれたり盛り上げようとしてくれたりしているのが痛いほどわかるため、余計辛い。罪悪感というか、なんというか。
別れの挨拶もそこそこに、逃げるように帰ってきてしまった。
途中、家の近くのカフェでご飯を食べる。
よう知らん人と、お洒落なカフェで、綺麗に食べるのが難しいパフェを食べるより、一人でもりもり白いご飯を頬張る方がずっと美味しい。しみじみしてしまった。
普通にパフェはとっても美味しかったので、今度妹を誘ってみようかなと思います。
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