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ところで、徳島県阿南市ってこんなところです!

東京から徳島へUターンして2年が過ぎた。お店で店員さんが訛ってることとか車でコンビニに行くことにも慣れて、すだちは何にでもかけるし、渦潮は大潮の時に見に行くものっていうのも当然だし、藍染の小物もいくつも持っているから忘れてたけど、徳島ってどういうところかあんまり知られてない県なんだった!!都道府県魅力度ランキングも下から2番目なんだった!!!

四国民の誇りでもありコンプレックスでもある離れ小島ゆえに、「四国には行ったことがない」と言う方も多いし、地方創生が叫ばれる前までは「四国4県言えない」なんて方もたくさんいたよね。今でもそうかな。

1つの島を共有しているにも関わらず、わたしたち四国4県は似ているようでまったくちがうというくらい違う文化を持っているし、気候にもちがいがある。言葉の訛りも様々にある。四国の真ん中に大きな山脈があるので、しっかり分かれて文化が発展したよう。


四国は道後温泉とみかんのある愛媛県、坂本龍馬とかつおの高知県、セカチューの舞台(古いか・・・直島や小豆島の方がわかりやすいかな)と讃岐うどんの香川県、すだちと阿波踊りと藍染と渦潮の四国の右下徳島県。私が住んでいるのは四国で1番に朝日が昇る町、阿南市です。徳島県は、標高1955m(西日本2位)の剣山がある西側、渦潮や鳴門金時(さつまいも)のある北側、世界的に有名なサーフィンスポットがある南側にざっくり分かれていて、東側はぜんぶ太平洋に面している。

旅行するときは、旅先の地元の人が使っているスーパーや産直市に入ってお惣菜コーナーを見たり、できるときは料理もするのが好きなのだけれど、阿南市は食材が豊富だ。温暖な気候で穏やかだし、海も川も山もあるからだろう。また季節によってとれるものも違うから、年中楽しめる。
今の時期でいうと、時間がある時にゆっくりと火を入れて、塩で食べる豆なんてたまらなくおいしい。新鮮な豆は今までスーパーで買ってたのとは別物というくらいおいしい。

1年過ごして、去年やってみたかったけどできなかった梅や山椒なんかの保存食まで作れるようになったら、寒くなったときは根菜を炊いたやつにこれを加えたらおいしそうーーーだなんてまた違う楽しみを覚えてしまって、季節が巡るというのはほんとうにすばらしいと感じている。

時々、徳島県阿南市って四国の右下でこういうところだよっていうの忘れないようにしよう、自分。


読んでくださってありがとうございます。精進料理がきっかけで移住したと言えるくらい精進料理の世界にはまっていますが、食べるものはなんでも好きです!四国は野菜に果物、お魚などおいしいものがたくさんあるので、食べものに使わせていただきたいと思っています。レポートします!