名前呼びでもっと中に

昨日のデート前の記録から

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お腹壊してきた
私緊張すると必ずお腹壊すの

大事なプレゼン前とか
高速バス乗る時とか
緊急地震速報のあととか

行きたくない
行ったら何か終わっちゃうかも
何かが終わって見える新しい世界は
私が望む世界なんだろうか

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あろうことか
お店に着くまでの間にナンパされる
こんな田舎で日も落ちてないのにすげーな

お店に着いて推しくんに言うと
「この土地でナンパする人いるんだね〜笑」

この反応で、
あーこの人は私に興味ないんだなと思った
普通ヤキモチやかない？

もう生ビール飲みに来たと思おう

飲み放題100分のお店
70分くらいはどーーーーでもいい話しかしてない

うんやっぱり、
この話、私とじゃなくてもいいよね？
これって、単なる上司と部下じゃない？

トイレに行くたびに悶々する

もう、二次会はなくてもいいから話そう

私
「ねぇ推しくん、異動までも待てないからもう言うけど、私もっと仲良くしたい」

推しくん
「仲、良いんじゃない？」

私
「違うもん
だって仕事中も全然話さないし
もうメールもくれないし話もできないし
なのに他の人とはすごい楽しそうで
4月からなんのために来たんだろうってずっと思ってて悲しかったもん
親友ちゃんには
そんなこと推しくんに言ったらつけあがるから
絶対言うなって言われたけど
（もはや泣き声）」

一旦推しくんがトイレで席を外して戻って言う
飲み放題時間がもうすぐ終わる

推しくん
「次の店行こうか」

私
「行かない

　今日は自分の気持ち伝えてそれで終わるなら仕方ないと思って来たの
今じゃなくてもよく考えてくれたらいいよ
だからここで今日の飲みが終わってもいい」

私
「私推しくんの生活壊そうとか一切考えてない
　でもちゃんと仲良くなりたいし信頼してほしい
　これじゃその他大勢みたいでいやだ」

推しくん
「俺だってすきな人と一緒にいたいと思うでしょ
だからこうして会ってるんだけど」

私
「すきな人ってだれ
　もしかして私のこと？」

推しくん
「そりゃそうでしょ」

ニヤーーーー（単純）

私
「いつもなんでなんでって思ってたよ
　寂しかった」

推しくん

「俺は年齢とかいろんなこと考えても
　うみさんとのこれが
　最後の恋愛だと思ってるけど」

(´⊙ω⊙`)

・・・な、なんと仰いました？？？
推しくん私と恋愛してたの？？？
自覚あったの？

_:(´ཀ`」 ∠):ﾋｨｨ腰砕け

私
「ちょ、待っ・・・
　動画撮るからもう一回言って！！！」

推しくん
「うみさんこそ調子に乗るから」

私
「じゃあ調子に乗らせて？
　かまって！
　かまって欲しいの♡♡♡（前のめり）️」

推しくん
「うん笑　じゃあかまう…笑」

そういえば推しくん
距離0メートルで女の人に密着して話してたら
足触っちゃうかもとか言ってたことあった
飲んだ席でね

男ならみんなそうでしょ、とか冗談でだけど
反撃するなら今だ

私
「じゃあそこに足があったら触るみたいなこと
　言っちゃダメでしょ
　うみは傷つくよ」

推しくん
「ウン…ごめんそうだね、ゴメン」

くっ・・・
よわモードたまらん！

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カラオケに移動
存分に甘えさせていただく

推しくんが腰回りに顔を埋めて
抱きついてくる
私を抱きしめるんじゃなくて抱きついて来やがった

カワイイ・・・
なんとカワイイ生き物なのだ・・・

※私ではありません
マルイからお借りしています

推しくんにリボンをほどかせて
第一ボタンだけあけさせてあげる

えへ
堪能したらちゃんと結ぶまでしてね

推しくんの猛攻
さいこう

「俺今度マカ飲んでくる」
「じゃあいっぱい気持ちよくなってね♡」

実は私推しくんの名前をずっと名字で呼んでいた
仕事の付き合いが長いから
私は名前で呼ばれてるけど
推しくんのことは名字で

推しくんは自分のこと誰にも名前で呼ばせない
そういう境界をはっきり持っている人だ

にこにこして人当たりがすごくいいけど
決して内部まで入らせない
線引きが強くて名前で呼びたいなんて
言えなかった

でも今なら

抱きついて言う

「推しくん（名前呼び）」
「んー？」
「推しくん（名前呼び）、推しくん…」
「今日はめっちゃ名前で呼ぶじゃん笑
　恥ずかしいね笑」
「推しくん〜〜〜…」ハグっ

お店の人から2回もコールがなるまで抱き合ってた

推しくん、私のこと
推しくんの心の中に入れてくれてありがとう

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昨日推しくんと会うまでは
もうこの関係絶対終わると思って、
でもできることはやろうと思ってお店に向かった

伝えたいこと、すきなこと、
嫌なことを悔いなく全部伝えようと思った

推しくんは話の中で、
どうしても管理職の立場では他の職員とたくさん話したいと思っていること、
これでも足りていないと思ってることを話してくれた

それから雑談はしてたけど
ここ2週間ほんと忙しくて
私に送るメールは間違って他の人に送りそうなくらい忙しくて
危険だからやめてたことも

そしていくら忙しくても
周りからの雑談はいつも受け入れたいと思っていること

うんわかった
やだなってはまた思っちゃうかもだけど、
推しくんのことも尊重したい

話してくれてうれしい

帰り際
「楽しかった、ありがと！」と言ったら
「今度また職場でチューしますか」だって

くすくす
じゃあそうしてね

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今朝お礼のメールの最後に
「またいっぱいかまってね、
　推しくん（名前呼び）(*´艸`*) ♡ｲｼｼ」
と入れた

打ってる私がニヤニヤしちゃう
推しくんだいすき

面倒な私と一緒にいてくれてありがとう