きっぺー

大学卒業後も、学生生活が好きすぎて通算10年くらい学生していました。 今はアメリカの大…

きっぺー

大学卒業後も、学生生活が好きすぎて通算10年くらい学生していました。 今はアメリカの大学で仕事をしています。 いわゆるアカデミアを渡り歩いてきて、目にしたものや感じたことなど。

最近の記事

留学や奨学金獲得を目指すなら、まずすべきこと

何かに応募する際の出願書類はさまざまですが、たいてい、共通するものが3つ。ひとつは、出願動機やなぜ自分が選ばれるべきか、という旨を説明したエッセイ。もうひとつは、成績証明書。これまで自分がどれだけの結果を出してきたのか、主観的に述べるだけでなく客観的に裏付けする書類です。そして最後に、教員やアドバイザーからの推薦状。こちらも、本人の弁だけでなく、実際ほかの学生も見ている人からはどういう評価なのかがわかります。今回強調したいのは、最後の推薦状。なぜなら、これは自分のがんばりでど

    • 優秀な大学生に共通するもの in アメリカ

      優秀だなーと思う学生に共通する資質二点。(1)自分の目的がしっかり把握できていて、(2)時間管理能力がある。運動神経がいいとか、語学の才能があるとか、数学がめちゃくちゃ得意、とかいろいろ違いはあるにつけ、この二点がなくては安定して結果を出していくことはできません。 たとえば、(1)の自分の目的を明確にせずに闇雲に勉強するのは非効率的。すごく真面目で、毎日何時間も勉強に費やしている学生もいますが、そういう学生はどこかでガタが出るというか、体調を壊してしまったり、ストレスから病

      • 授業中に発言するということ

        いわゆる儒教式の教育を受けてきている日本人には最初はなかなか難しいかもしれません。授業というのは、黙って先生の話を聞くものだと刷り込まれてきたし、質問をするということは先生の権威に挑戦することだとすら思われるかもしれない。しかし、欧米では学生主体の授業であることがほとんど。特にアメリカでは、「自分は」どう思うのか、小さい頃から常に問われ、授業中に発言することは「積極的に授業に参加すること」とポジティブに捉えられます。というか、それをしないのはマイナス。 自分も留学生時代、授

        • アメリカの大学で先生のことをどう呼ぶ?

          日本では、とりあえず「先生」と呼んでおけば失礼はないですが、アメリカだと結構バリエーションがある。「その先生の意向」と「学生と先生との関係性」によります。学部生でなく大学院生とかになると、院生を対等なプロフェッショナルな存在として扱う先生が多くなる傾向も。しかし、これも分野や所属するところの文化によるところが大きい。たとえば、新学期初日にクラス全員に向かって「ぼくのことはマイク(ファーストネーム)って呼んでね」とアナウンスするカジュアルでアメリカ〜ンな先生もいれば、絶対に「D

        留学や奨学金獲得を目指すなら、まずすべきこと

          はじめまして。

          きっぺーです。 長年学生をしていました。日本、イギリス、アメリカで院生をしたことがあります。今はアメリカの大学で仕事をしています。長年の海外アカデミア生活を通して、気がついたことなどをつづっていきます。 アメリカの大学と言っても色々なので、そういうこともあるんだなーとゆるく聞いていただけたら幸いです。

          はじめまして。