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【祭りの風景】深き緑に映えるあでやかな花嫁衣装〜田島祇園祭(福島県南会津町)

少し古い写真ですが、2019年7月22日、23日と福島県南会津町田島でおこなわれた田島祇園祭の写真です。
2019年は、ミラーレスと望遠レンズを購入したこともあり、本当にあちこち行きました。これから写真中心に少しずつアップしていきます。

文章ひかえめ、写真中心。書きはじめると、どうしても「マジメに書かねば!」と思ってしまう。その結果、なかなか進まない→挫折!というパターンに陥ってしまうので、祭りの詳細などは公式サイトへのリンクを貼ることにして、「自分が感じたこと」だけ書くつもりです。

とはいえ、ついついご由緒なんぞを書いてしまう。

下記サイトによると、田島祇園祭は鎌倉時代の文治年間、この地に祇園の神(牛頭天王スサノオノミコト)を祀り、もともとこの地の鎮守だった田出宇賀神社の祭りとともに祇園祭をおこなうことを定めたのがはじまりとのこと。
「明治12年より田出宇賀神社の祇園祭日に併せ、隣地にまつる熊野神祭礼を祇園祭の各例に準じて行うことが定められました」とあるので、明治時代からはお隣に鎮座する熊野神社の祭礼も同時におこなわれるようになったようです。

祭りの詳細はコチラから↓
わー、写真がステキ! こういうのを見てしまうと、また撮影に行きたくなっちゃいますね。今年は難しそうだけど、数年のうちには必ず…!


ここからは写真中心にご紹介。

田島祇園祭の魅力は、「山深き緑の中でおこなわれること」。ここが、まちなかで行われる京都の八坂神社の祇園祭とは異なる魅力です。

とにかく、南会津町は山間の町。山が高い! 緑が深い! 
そのなかを七行器(ななほかい)行列や稚児行列、子ども歌舞伎など華やかな色彩が優雅にしずしずと進んでいきます。その対比がなんとも言えない魅力となっています。

下記の写真は2019年7月23日、例大祭の朝に撮影。山間の土地なので、雲? 霧が山から降りてきて、神秘的でした。深い緑色と神社の鳥居の深紅の対比も“映え”です!

田島祇園祭といえば、華やかな振袖をまとった花嫁姿の女性たちによる「七行器(ななほかい)行列」。正面から撮影する勇気がもてず…。しかし、わたしの写真でも「深山と華やかな振袖」の対比は十分感じていただけるかと思います。

頑張って横顔を撮影 (;^_^ )
花嫁姿の女性たちは、前日から準備で大忙しだそう。現地の着付けや美容師さんも大変そうです(でも、張り合いはあるかも?)

行列のあと、カメラマンさんたちが集まり、撮影会。すごい人数です! 撮影したくなりますよね…(;^_^

やっぱり後ろ姿になってしまった…

「七行器行列」に続き、「お神輿渡御」がはじまります。残念ながら、写真の保管の仕方が悪くて、どの写真がなんの行事なのか不明点多々あり。なんとなく、ざっくり見ていただけると幸いです。

インスタ(現在は削除)にアップする際、少し加工しました

若者たちが和傘を携えて登場。この若者たちは、地域の人ではなさそう。伝統を守るため、いろんな地域の人や団体(企業も?)が参加しているようです。

撮影させてもらいました! 望遠レンズから普通のレンズに交換する時間がなくて、そのまま撮影…! 半端なトリミングになってしまったけど、ステキな表情が撮れたと思います。ご協力いただいた皆さんに感謝!

こちらもインスタにアップするとき、加工しました。

とてもよい表情をされています!

足元だけ狙ってみたり…(祭りの撮影で頻繁に用いる手法(;^_^)

手前の空間が広過ぎたかな? こういうのって難しい…

祇園祭といえば、やはりこの紋! キュウリを食べてはいけない!

ここからは祭りのスナップ。後ろ姿を撮影しまくっています!

神輿渡御のあとかな? 親子でしょうか? 袴の裾をたくしあげて…南会津は暑いのです!
こちらは兄弟かな? しっかり手をつなぐ男の子たち(スイカのTシャツもかわいらしい)
こちらの女の子2人は、おともだちかな? 
鮮やかな浴衣は、お母さんやおばあちゃんが着付けてくれたのかな?

宇賀神社のご神使さん。ちょっとおもしろい感じに撮れたので、アップしてみます。

中央のご神使さん、もしかして、左のご神使さんが気になっている…?(そんなわけないか(;^_^)
不思議な感じの雲。手前はなんだろう?→わからなくなっています!

このほか「子ども歌舞伎」と「稚児行列」もたくさん撮影しました。後日アップしますので、よろしかったらご覧になってください。

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