私がコンビニ店員をするときに大切にしていたこと。

コンビニ店員の良いところは？

と、質問されたら、全国のコンビニ店員さんたちは何と答えるだろうか。
私がコンビニ店員になってからずっと感じ続けていたことは、短時間の間に"ありがとう"という言葉をたくさん言えること、だ。

コンビニは、一人ひとりの滞在時間が短く、お客さんの入れ替わりが激しい。数多くある接客業の中でも、一度の仕事時間で関わる人の数は多い仕事だろう。
だから、目の前の人に直接たくさんの感謝を伝えられる。そして、中には毎回「ありがとうね」と言ってくれる方や、笑顔をみせて帰ってくれるお客さんもいた。

これが仕事を続けられていた大きな要因の一つ言ってもいいぐらい。私はどれだけしんどくても、その"ありがとう"という一言に支えられていた。何回でも、言うたびに元気になっていた。
役割としては、モノを、サービスを提供する側だけど、お客さんと言葉に、それ以上のものをもらっいたのは自分の方だったんだ。

だから、短時間でこんなに感謝の言葉を伝えられるこの仕事はとても素敵で、好きだったよ。