見出し画像

sumika Live Tour 2024 『FLYDAY CIRCUS』ファイナル

2024/04/21(日)

“音楽に、sumikaに人生捧げたい”
そんな風に思わせるライブだったよ。

sumika Live Tour 2024 『FLYDAY CIRCUS』

ぴあアリーナMM

ツアーファイナル。
ツアー初日ぶりですね。
初めてsumikaのツアーに2回参戦。
2ヶ月経ったのかぁと。
その期間でsumikaはもっともっとすごくなってた。

今回は一般発売で買ってたチケット。
4階席!
けど、先週RADで来て思ったけど
スタンド席はどこからでもよく見える。
ぴあアリーナMMができた経緯も知れたし笑

初日に行ってる訳であって
なんとなくこのツアーの大枠は知っている。
だからセトリもわかる部分もある笑
2回目を体験できるなんて贅沢で
それでも褪せない感動をありがとう。

そして今日は大事な友達を連れて。
3週連続週末会ってるけどね笑
中学生の頃から私の音楽の話、
“好き”の話を聴いてくれてる。
私がはまった世界はこれだよって。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

お決まりのSEで登場。
このツアーから手拍子なんか難しくなったよね????笑
sumikaファンだから対応できてるようなもん笑

毎回思う。
ステージに現れるたびに
“あぁ、本当に同じ世界線に時代に生きてるんだよな”って。

1曲目「Starting Over」でスタート。
うん、だよねって(2回目参戦の特権笑)
なんとなくライブ終盤のイメージがある曲だけど、それをあえて1曲目に持ってくるところ。
想像を超えてくるのさすが。
1曲目から全力で答えました。

そしてそしてそのまま2曲目「Lovers」
あぁもう幸せ涙

そして知ってる展開のはずなのに
3曲目「チェスターコパーポット」に発狂。笑
激アツすぎる
今回スタンド席でねあんま広くないけど
その中で全力でリズムとって手上げました。
この曲だけ私ライブハウスいる並の腕の振りだった自信ある笑

はい、4曲目から「The Flag Song」投入。
これはさすがにスピード違反すぎる。
そうだそうだサイレン🚨の入りはそうだったね。
この曲だよね😉笑笑

「ファイナルなのにそんなんなんですかー!」
とたっぷり煽ってくる片岡さん。
フロアごと声出しして
フロアのパワーすげぇと私も思いました。
「昨日よりみんな出てるなぁ、、」と笑
序盤サボってたかもね笑

そして5曲目「ふっかつのじゅもん」
このタイミングできたぁぁと
サポートメンバーの上口浩平さん
ありがとうございます。

そのまま「MAGIC」!!!!
結構嬉しいチョイスなんだよね〜
割と最近聴けた曲。
まじで音楽は魔法。

覚えてるんだよね笑
高校生の時に、
バスで学校最寄りの駅まで帰った時に
Suicaいれたままのコートかなぁ
教室に忘れてて学校まで戻って帰ったの。
そんなことだけどすっごい自分が嫌になっちゃって、お母さんに愚痴吐いたら「sumika聞いたら?」って笑
そんで確か「MAGIC」聴いたんだよね。
すごいんだよ、気持ちが前向きになったんだよね。

音楽を聴いてる時だけは何もかも忘れて
目の前の音楽に幸せをもらえる。

からの「グライダースライダー」はね
理解不能だった、、、😂
“え、え、え、これなに?え、グライダースライダー!?!?!?!?!?”です。
あれ、今までライブで聴いたことあったっけ?
(今度セトリの整理もしてみよ)
おそらく、初回収、、??????
最高すぎた。
中3の時にめちゃ聴いてた。
ありがとうございます。
いまこそ、この曲なんだよな。
自分の足で分母をたくさん増やしてこその1なんだよね。がんばります。
1分の1じゃなくて100分の1だ。

からの「Babel」
もうね、入りは完璧に覚えました笑
友達がこの曲が好きだと教えてくれたけど
MV出た時に教室で話してたのが懐かしいね笑

そしてそして、今回フラサカの面白いところ、
前半後半チームに分かれて特別編成での披露。

前半は片岡さん荒井さんが率いるチーム。
摩訶不思議な「New World」
これはねぇ、「Strawberry Fields 」の曲なのに、
歌詞は「New World」という。
超難易度な遊び方をしております。
初日に初めて聴いたけど、頭混乱するよこれは笑
曲を活かす方法が無限大すぎるsumika。

後半はおがりんボーカル!「Simple」を披露。
みんな言ってるけど、これはまじで円盤化望むわ。キーボードメインのゆったりした曲になってます。おがりんのボーカル力に魅了される。
改めて、sumikaにはこんなに
素晴らしいボーカリストが2人もいるのだと。
しかも、今回は片岡さんの喉の負担も考えてか、
おがりんがメインボーカルを務める回数も多かった。おがりんありがとう。
すっごい素敵なアレンジで、歌詞が改めて響くよ。ちょうどこれを聴いて登校してたのも2年前かな。
早いね。この曲に救われたんだよ。

そして、合流してからは
「ゴーストライター」
おがりんが初日ピンクチームとか言ったやつね笑
今まではおがりんと片岡さん2人で披露してた曲。
でも今回は荒井さんがサックスで参戦。
メンバー全員すごいよ、、
“薬で保つような笑顔ならもう作らなきゃいい”
冒頭の歌詞。
落ち着いて聴けないよ。
この曲を最大限に表現してたけど
正直片岡さんの喉を心配する場面も多々あった。
みんな、休んでほしいと思ってる。
ゆっくりしてほしい。
だけど、片岡さんは私たちに帰る住処をいつだって用意できるように立ち続けてる気がする。
私は、あなたが生きてさえしてればいいんだから、どうか無理せず末永く続けてほしい。

そして、バンド編成に戻って「言葉と心」
片岡さんが歌う前に言ってた。

「言葉にすると希釈しちゃう。薄めちゃう。
だけど、それでも言葉にして伝えないきゃいけない」

“希釈”、私が時間経ってライブの感想とか書くときの抵抗感はこれだったのか。(今もですけど、、😅)
片岡さんは本当にどういう思考で景色で言葉を紡いでるんですかね。言語化がうますぎる。

“言葉は入れ物。中身は心。”
そんなことを名古屋で教えてくれたよね。
この概念は一生忘れない。

言葉を大事にしてる片岡さんだから
これだけ響くんだろうな。

大事な曲。

この曲は前身バンドの曲で、再録してリリースされた。
MV解禁された時、この4人で音を奏でてることは当たり前じゃないんだって感動したあの時の気持ちをしっかり覚えてる。

そしてそして後半へ。
「Glitter」でまたスタート。
ワクワク感を伴うイントロ。
片岡さんのハンドマイクもあっという間に板についたね。

からの「Flower」
またまたフロアはボルテージMAXへ。
フェスの時期にもなるから、この曲を聴く機会も増えるかしら。
それにしても、間奏の部分、
みんなで歌うのやめちゃったのかなぁ
メンバー同士の楽器の撃ち合いも好きだけどね。
みんなで笑顔の花を咲かせたね。

そしてそして、フラサカはまだ終わりませんよ!!!!!
「マイリッチサマーブルース」×「イナヅマ」
途中でおがりんが黒のジャケットで
やいやいって出てくるんだよね😂😂
最高すぎる展開!!!!!
sumikaって本当に楽しすぎる。
マイリッチのサビに入ったと思いきや、
イナヅマやって、またマイリッチやっての繰り返し笑笑

しかも片岡さんが振り回してたタオルをおがりんの首に巻き付けて引き連れてんのやばすぎた😂😂😂😂😂仲良すぎるだろ

そして、「カルチャーショッカー」!!!!
まじでこれ楽しすぎるから。
ジャンプしすぎてめっちゃぶつかったの申し訳なさすぎた笑(広いところで私は音楽聴くのがいいね笑)

そして「一閃」
おがりんと交互で歌うところ好き。
ライブに対する真摯な思いがまっすぐ力強く伝わる。まだまだここで終わらないんだよなぁ、sumika。もっと先を見てる。

そして本当に終盤。「伝言歌」の前。

「ここにいる人たちの過去も未来も知らない。
ごめん、何も知らない。だけど俺たちが本気で音楽やってんのは今日のあなたが素敵だからです。いまのあなたのままで素敵だってことを忘れないで」

「いつかやろう、明日やろうって言って、
次がある保証なんてないんだ。だから今、やってんだろが!」

どれだけ片岡さんの言葉で泣かされたことだろう。sumikaはどんな私でも受け入れてくれる。
今のままでも素敵だってそんな最高な言葉を。
明日がある保証なんてないなんて、身をもって知ってる。痛いほど響く。だから今を必死に生きたいんだ。

「伝言歌」届けたよ。
sumikaに届けたよ。
私の半分以上はsumikaだよ。

本編ラストは「シュガーソルト」
初日ではじめてライブで聴いてハマった曲。
“ごめんまだ帰れない、ごめんまだ頼れない
いつだってなんだって助けてくれるでしょ”
この日は、片岡さんのご両親も来てたみたい。
まるで両親に向けて歌ってるように感じた。
覚悟を感じる曲。

“誰かの誇りになってみたい”
なんてもう十分私の誇りだよ。

それはきっと住人みんな感じてること。
感動で溢れる美しい空間でした。

本編終了。
会場内では手拍子とアンコール。
浜スタの時、片岡さんがアンコールの掛け声好きだって言うから、このツアー初日に参戦した時から私も声出すようになった。
ライブハウスでも1年前くらいまでは
アンコール叫んでる人を羨んで私には無理だなあって。
だけど、次がある保証なんてなくて、
心からアンコールを望んでるならそれは行動に移すべきだって。
それからライブハウスでは声を出してきた。
けど、規模の大きい会場ではもちろん声出したことなくて、ツアー初日に相模女子大グリーンホールで初めて声出した。
さすがに今回はぴあアリーナだし、4階だしって思ってたけど、やっぱ心に素直になれた。
その時の衝動に素直に従いたい。
4階だけど一生懸命アンコールって叫んだよ。
それにsumikaのフロアってすごくて。
手拍子がとっても揃うの。
あんなに揃ってる会場他に知らないレベル。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


そしたらね、出てきてくれたね。
アンコール1曲目は、はい!待ってました!
新曲「運命」
これねぇまじ手拍子むずい。
初見殺しすぎる笑笑
だからリリースされてからたくさん聴いたけど、むずかった笑
片岡さんが指で何回手拍子するか数字を示してくれてた笑
次聴く時はちゃんと応えたい!!!
こんなにも新曲がスッと馴染むのすごいよね。

郵便がテーマに絡んでるから
紙吹雪でもテープでもなく
お手紙の便箋が降ってきました笑
正確には4階なので降る機械よりも私たちの方が上でして、それを眺めてました笑

でもちゃーんと出口でみんなに与えてくれるの嬉しいし、スタンディングではみんなで拾って前方の人が配ったりしてたみたい。温かいですね。

この手紙で誰かに気持ちを伝えてねと。
粋だなぁ。。
sumika宛でもいいんだよ?と笑

なんだっけ、名前呼んで欲しいっていうくだりもあって、自分で〇〇罪で逮捕だとか可愛いこと言ってた笑
わかってるねぇ、片岡さん、自分で言わなくても可愛すぎるから逮捕です笑

2曲目は「1.2.3..4.5.6」
最高です。こっからまたライブ始まるますかね??笑

ここで片岡さんがツアー名について話してくれた。浜スタの後、『SING ALONG』っていうライブハウス中心のツアーやって、それから今回のホールとかアリーナ規模でやる『FLYDAY CIRCUS 』というツアーが行われました。
だけど、前者のツアーは片岡さんの喉の事情もあってまだ振替公演があるから、完全にツアーが完結したわけではない、けど由来を話してくれて。

『FLYDAY CIRCUS 』のロゴはペンギンとサーカス。ペンギンは『SING ALONG 』にも。

サーカスは初めましてじゃなくて
コロナ禍の時、2020年。
Little Crown というオンラインライブをやってくれた。
会場はサーカス。

戦後、日本の復興の中で何もない野原にサーカスをたててエンターテイメントで人々に笑顔を届けたんだと。

その状況をコロナ禍にあてて
いまこそサーカスだって。
それは当時も話していた。

そして、ペンギンはというと。
ペンギンは昔は飛べたんだと。
でもいつの間にか飛び方を忘れて水中で過ごすように。
みんながコロナ前のライブの楽しみ方を忘れてるんじゃないかってことで、このペンギンに見立てて、
『SING ALONG』は取り戻すためのリハビリのようなツアーで、それを踏まえて『FLYDAY CIRCUS 』で再び飛び立つんだと。

でもツアーをまわって、
1番頑張ったのは俺だなって。笑

喉の不調もメンタル的にも、
片岡さん自身が1番楽しみを取り戻したんだって。

それは胸を張って自分だってぜひ言って欲しい。
別にそこでファンを出さなくたっていい。
それをみんなは理解してるから。

そんな由来を知ってから
ラスト「Phoenix 」
不死鳥。

このツアー、最後に似合う曲。

確かこんなことを言ってた。


“いつだってここに帰っておいで。
だって、俺らはsumika(住処)だから”


そう強く言い切る片岡さんの言葉に涙が溢れた。
sumikaという言葉。
おまじないのような言葉。
安心する居場所。

一回は自分の中で揺らいだsumikaという言葉。
だけど、それを確固たるものにするような1年をあれから過ごしてて、こうやって全力で全身で言い切る片岡さんがかっこよすぎて、片岡さんの生き様が刺さりました。

あと、MCの時、便箋が1枚だけ喋り終わりにおがりんのとこに降ってきたの。
「運命」でふらしたものなんだけど
1枚だけ遅れて落ちてきた。

タイミングがタイミングなだけに
あれは隼ちゃんなんじゃないかなぁって。

ずっとお空で見守ってくれてる。
あのくしゃくしゃな笑顔で
頭の中では隼ちゃんの音で奏でられてるからね。

なんでこんなにもsumikaが苦しい思いしなきゃいけないんだろうって何度も思った。
だけど、sumikaは私たちをバッドエンドで終わらせないために何度も幸せをくれる。

sumikaっていう一つのストーリーを見ている気分。

片岡さんほど“今”を生きてる人はいないんじゃないかな。

そう思わせるほどの力がある。
だからこんなにも響くんだろうな。

sumikaに限界はなくて
超自由に音楽を楽しんでる。

可能性が無限大だ。

そんな音楽に、sumikaに、
本気で捧げたいと思うライブだった。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?