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『おじさんスプラッシュ』

ジョギングをしていて信号機で止まった。ふぅ。
一定のペースで延々と走ることに足や呼吸が慣れてきた。元々陸上部の長距離を中学でやっていたし、慣れるのにもわりとひとよりかは早いと思うんだ。

近くにマンホールの中で作業している作業員の方達がいる。作業しているということはその周辺には必ず「交通整理のおじさん」がいるのだ。日の下で働くってのは大変な事だ、顔を真っ黒にして、秋だというのに汗だくになっている。夏場は特に大変だろうなぁ。お疲れ様。

【くしゃみの時速】
ところで、全く話は変わるのだが、くしゃみが時速何キロなのか知っているだろうか?
実はかなりの速度が出ているのだが、どうやってそのスピードを測ったのかも気になるところだ。
僕の少ない脳みそで想像、推測するに、鼻の中にビービー弾をいくつか詰め込んでくしゃみをする。ある程度一定の距離を置いた壁か何かにビービー弾が当たる時間(秒)を測って計算し、それをいくらか回数を重ねて平均値(?)を取って出たのが、その速度といったところなんだろうか。

いや、実際にはどうやって測ったのかわからないのだけど、世間で知られているくしゃみの速度は、時速320㎞なんだとか!
すっげぇジェット噴射。爆裂に速い!まさに「爆裂」という単語を使うにふさわしい。

【攻撃方法】
これだけのスピードを出せるとは、すごいもんだな。イメージで言うならば、ゴジラが放射火炎(?)を吐き出したり、ガメラが火球をぶっ放すのに近いと思われる。
どっちかっていうと、僕は後者のガメラが吐き出す火球に、くしゃみは近いんじゃないかと思うんだ。
ゴジラは体内にある核分裂ナントカ器官で核反応させた核のパワーを「ゲェェーーーップ」と吐き出す。「ごめん、なんかちょっと出そうだわ。」と言いつつも体内で発生させたガス的な感じで出すのだけど、それに対してガメラは、身体の周辺に発生している炎成分(?)のようなものを「スゥゥーーーッ」と深呼吸的に取り込んで……ボウ!と火球にして、一気に吐き出す。
このガメラの動きの方にくしゃみは似ていると思う。もし、この火球のスピードが、時速320㎞出ているんだとしたら、想像するだけで強そうだ。たぶん設定上はもっとスピードが出ているんだろうけど…

【ウォータースプラッシュ】
同じように見えて、実は全く違うこの二者の攻撃方法。
我々が風邪をひいたり、鼻炎や花粉症になった時はガメラを思い出そう。しんどくて鬱陶しい連発するくしゃみの裏側で、こっそりとなんとなく強くなったような気持ちになれるかもしれない。

で、怪獣の話とくしゃみの話を踏まえつつも交通整理のおじさんのところへ戻って来る。なぜに怪獣とくしゃみが出てきたのかと言うと、おじさんはなぜかくしゃみを連発していたのだ。
「あーっちしゅ!あーっちしゅ!」と。

なんとなーくその様子を見ていたのだけど、その時同時に太陽に向かう感じで立っていたゆえに、おじさんのくしゃみで出てきた鼻から霧状のウォータースプラッシュが美しく、僕には見えていたのだ。

と、それを見たときに、怪獣の攻撃が脳裏に出てきた。というわけ。

必殺、「おじさんスプラッシュ」

ちなみに、想像を絶するほど、たくさんウォータースプラッシュは放出されている。くしゃみをするときは手やハンカチで押さえたりした方がいい。手で押さえた場合は、ちゃんと手を洗おう。

交通整理のおじさんがやけに汚い感じでこの話には登場したのだが、体の防衛反応としてくしゃみは出るのだから仕方ない。
ひとが周りにいない時やお風呂場なんかでくしゃみが出そうな時は押さえずにやるとスカッとする。(おじさんの周りにはひとはいなかった)
ゴジラやガメラも意外とスカッとしているんだろうか?

なんでもないことでも、細かく知っておこう、これからの僕は。

仕組みを考えることについても、また今度考えよう。

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