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物流業界の動向とカラクリがよ~くわかる本

運輸業

9016 トラック運送業
荷主ー運賃(取引維持のために不利な設定をしていないか)
輸送効率ー実車率・積載率・実働率
運送原価ー人件費・人材確保・燃料費・車両費・車両台数
外注(傭車)割合
係数管理の導入ー運送原価を把握していない企業は全体の7割を占める
「TKC経営指標」
適正運賃・コスト転嫁の困難さ
他社との差別化〜危険物や温度管理
総合物流ー倉庫
3PL  サードパーティーロジスティックス
WEBKIT


目利き力P70 運輸業・郵便業
トラック運輸業 185万人
「コスト管理」「ネットワークシステム」
規制緩和に伴う業者数の増加
業界全体の貨物量の伸び低下→運賃の低空飛行・過当競争
Gマーク


トップマネジメント
荷主ごとの損益管理
梱包品の再利用


ミドル
運行管理
荷物を壊さず配送
短時間で配送
工程の標準化・マニュアル化
運行予定・実績管理
空車率の低減
求貨求車システム
最適配車システム
コスト管理ー月次原価管理・顧客ごと・運送原価・車両別での損益管理
車両の品質面・メンテナンス




物的流通→物流 PHYSICAL DISTRIBUTION
輸配送→倉庫保管→荷役→流通加工→梱包包装の一連の流れを物流という


流通経路と物流経路 所有権が移転していくのを流通という(メーカー、一時卸→小売→消費者)
ロジスティックス〜必要なものを必要なときに必要な分だけ供給する
調達物流→社内物流→販売物流


サプライチェーンマネジメント
商品の調達から製造、販売までの企業横断的な業務の流れをひとつの鎖(供給連鎖)と捉えることによって管理していく手法


サプライチェーンマネジメント(SCM)
商品の調達から製造販売までの企業横断的な業務の流れをひとつの鎖(供給連鎖)と捉えることによって管理していく手法
市場の需要状況に合わせて必要なときに必要な量だけを生産供給することにより過剰在庫や販売機会ロスを少なくしながらキャッシュフローの増大を図る
①プラン〜調達・生産・配送を最適化するために諸活動を計画し、需給バランスを図ること
②ソース:計画や実需要に答えるために物やサービスを購買することを示します。
③メイク:計画や実需要に応えるために原材料を製品に変えること
④デリバーとは計画や実需要に合わせて製品を提供すること
⑤リターンは返却された製品の回収と、配送後の顧客サポートを行う


SCMはブルウィップ効果(鞭効果)を最小化し実質的な需要に基づいた商品と数量しか生産しないことを目的とする。


P24 
自社物流:自社で行う物流
と、支払物流(委託物流)~アウトソーシングした物流
物流企業の分類
①輸送・配送
②倉庫保管
③荷役
④流通加工
⑤梱包・放送
⑥情報管理


物流企業を大きく分類すると
①運送業
②倉庫業の2つに分類される
①の運送業には、輸送機関別にトラック運送業 水運業 鉄道業 航空運輸業が含まれる
②倉庫業は、倉庫業法という法律に基づいて運営
運送と倉庫業を兼業することは多い


P26
1位が日本郵便 売上2.8兆円 2014年
2位が日本通運 売上1.8兆円
3位 ヤマト運輸売上1.3兆円 宅配業では国内1位
4位 SGHD(佐川)売上0.8兆円


トラックが9割


P28
1990年物流二法の施行で規制緩和、事業者が増える
2008年不況により事業者が減る
2012年62千社
大半は中小零細事業者


P30
路線トラック~遠距離輸送を行い、全国に輸送ネットワークを作り大企業化
区域トラック~特定地域に対してのみ輸配送を行う形

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