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婚前から不妊治療を開始した話③~結婚~

▼前回の続きです~

もう一度結婚について考えましたが
夫以外の人を考えられませんでしたので
私たちは改めて結婚することを約束しました。

本来であれば入籍が必要になりますが
結婚を約束していることを私の担当医に伝え
不妊治療の計画を立てることとなりました。

しかし運悪く、新型コロナウイルスが流行しだしたところで人と人との接触が難しく、特に医療従事者・高齢者の方などは敏感になっていました。
私の田舎の両親は慎重なタイプで両家の顔合わせを希望していましたが
コロナを心配して顔合わせを先延ばしすることを提案してきたのです。

顔合わせ先延ばし=結婚延期=不妊治療できないかも。。?
ということが予想されたので「これはまずい。。。」となりました。
(また当時、まもなく不妊治療が保険適応になるというタイミング。
それまでは病院によって治療費が違うけど助成金の金額は一定なので
場合によっては保険適応のほうが損になることも。
私たちがまさにそうでした。)


不妊治療を進めていくことを病院で話しておりましたが、
あくまで結婚する予定がたっている前提での計画です。
コロナが終息する気配が皆無だったため
先延ばしにしていづれ結婚できても何年先になるかわかりません。
既に30歳を過ぎていた私、複数人子供が欲しい夫には時間がないので
できるだけ早く結婚したい!!


と…いうわけでリモート顔合わせをすることにしました。
両家両親は直接会うことを望んでいましたが、何度も話をして説得。
パソコンもあまり触ったことがないので拒否していましたが
何とか無事終えることが出来、結婚する準備が整いました。
(リモート顔合わせの詳細は別途アップしてみようかと思います^^)


ちなみにこれから不妊治療することは、下記が理由で親に言いませんでした。
①私の決めたことだから。
②心配しないでほしい。
③治療費を援助してくるのではないか。(とてもありがたいですが、今でも自分たちの力でできる範囲の治療しかしない為援助はお断りしています。)
ということが理由です。
たしか採卵をする段階で伝えたと思います。
(今思えば言わなかったことで余計に心配をかけた気がします。。)


顔合わせをするまでに人工授精を2度ほど行いました。
結果は実りませんでしたが、
子作りできるタイミングって1年に12回しかないし
無駄にしたくなかったんですよね、、
もし結婚反対されてたらどうなってたんだろう、、、


一緒に暮らす目途が立ったところで採卵することとなりました。
この時点では苗字も違うし、一緒に住んでもいなかったため、
それぞれの生活をしながら結婚準備しながら採卵となったので
めーーーーーーーーーーーーーーーーーーっちゃくちゃ忙しかったです。

この時、未入籍の為確か通常とは違うことをしていたような気がするのですが。。記憶に残っていませんでした。。。すみません。。
何か結婚の予定を証明する一筆を書いたような気がします。


また結婚前にしたことがもう一つあります。
前回の記事で夫の男性不妊症について書きました。
精索静脈瘤の手術です。
先生の話ではあまり大きな数値の回復は期待できなさそうですが
一縷の望みにかけました。

精索静脈瘤の手術後は療養期間が必要になる為、
先に採卵し顕微授精を行うことになりました。
夫に聞くとやはりしばらく痛かったようですし、
手術後に精液検査がありましたが一旦数値が下がっていたため
先に採卵をしてよかったなと思います。
(これからの数値回復を必死に願いました。。)


そんなこんなで、、まとめます。

婚前から不妊治療を開始した話


理由はこちら。
①私の年齢が32歳と若くなかったから
②夫が複数の子供を望んでいるから
③コロナ禍で結婚準備に時間がかかりそうだったから
④まもなく不妊治療が保険適応になり、私の通っている病院では治療費が上がってしまうから

長々と話しましたが、まとめるとこんな感じです。
普段行動力全くないのですが、
あの当時はがんばったなあ~と思います。笑


この記事を書こうと思ったのは
「結婚(入籍)していないと不妊治療は受けられない」ということをテレビで言っていた為です。
確かに生まれてくる子供が安心して過ごせる状態でないといけないと思うので結婚していることが望ましいと思います。
私のような場合は特殊ですが、事実婚の方でも不妊治療はできるとなっています。

テレビで伝えていることが、微妙に正しくないと感じたため
記事にしてみました。
わかりにくいところはありましたか、、、?
ありますよね、、?

ちょっとずつ成長すると思いますので生温かい目で見守ってください。。

いろいろ思い返すと、やはり本当に辛かったな、、、と思います。
治療した1年半、たった1年半で私は不妊治療に支配されました。
本当に苦しくて辛かったですが
子供って本当に授かりもの。元気に生きてるって当たり前じゃないんだなと思いました。

今頑張っておられる皆様、どうか少しでも夫婦で家族でお話ができて気持ちが緩和できることを願っています。

▽こういう記事も書いています。もしお時間ありましたらぜひご覧ください。


ここまで読んでいただきありがとうございました。
ゆっくりですが、まだまだUPしてまいりますので
またよかったら覗いてくださいね。

kinunotofu

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