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絹子
2024年2月2日 21:15
『コンパートメント No.6』以来の、久しぶりのフィンランド映画。アキ・カウリスマキ監督作品は初見。とにかく、すべてのショットが美しかった。どこを切り取っても、絵画のよう。時にはバロックの宗教画、時にはオランダの集団肖像画、はたまたハマスホイの作品、ポップアートの雰囲気さえまとうシーンもあったような気がする。光の差し込み具合、色彩の使い方が息をのむほど美しかった。抑制的な演技も私好みなもの