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8/5 身強・身弱ごとの「望ましい人間関係の作り方と十大主星の組み合わせ」身弱でトップを務める方法

昨日の続きです。

昨日は、
○矛盾のない命式の要素の組み合わせ
…の考え方のうち、天中殺を軸に「矛盾がない」とはどういうことかについてご説明いたしましたが、
本日はその続きで、身強・身弱を軸にした「矛盾がない」ということについてご説明いたします。

「矛盾のない命式の要素の組み合わせ」というのは、
「両立しやすい要素の組み合わせ」ということで、

命式から導かれる数多の要素が、矛盾なく成立する場合、それは◇のパターンの人物、
命式から導かれる数多の要素に、矛盾がたくさんある場合、それは◆のパターンの人物、
…となります。
※◆のパターン、◇のパターンについては昨日の内容をご確認くださいませ。

さて、昨日の、
天中殺から導かれる性質と、矛盾が少ない十大主星、身強の要素についての説明は、
以前も似たようなことを説明したことがあるのですが、
敢えて改めてここで説明するのはなぜかといえば、

算命学を学ぶ上では、
この「矛盾のない組み合わせ」を前提に、ご相談者様の矛盾を見つけることが、とても大事であるからです。

そもそもですが、
矛盾なく、命式の要素がすべて両立して成立するならば、
それは環境の一致も実現しやすく、宿命と環境が一致していれば、満足度の高い人生、幸運な人生、問題のない人生となるので、そういう方はご相談にはこられません。

ご相談にこられるのは、多くの場合、
矛盾がたくさんあり、宿命の要素を両立させにくく、
その結果、環境との不一致も起こりやすく、宿命と環境の不一致があれば、不満足な人生、
不幸な人生、問題のある人生となっている方であるもので、

その「矛盾に気づくこと」、
そしてその先に、その矛盾を解消し、運命を改良するための処世術を見つけ、
満足度の高い人生を取り戻す方法を捉えることが、
算命学の担い手の最も大切な役目の一つであるので、
この「矛盾のない組み合わせ」という基本形ともいえる型の要素をよくよく認識しておくことが大事なのです。

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