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4/13陰占で人生の完成形を捉える・異常干支から出てくる十大主星 命式詳解④本当の意味での身強・身弱

昨日の続きです。

異常干支から出てくる十大主星の作用と、
その前に説明した「陰占から人生の完成形を捉える」方法
=陰占から活躍分野とその完成形を捉える方法

…ということを説明するための命式詳解ですが、
命式詳解が久しぶりということもあり、また、徳分の理解が進んだこともあり、
立体的な理解につながるといいな、ということで、
多少、角度を変えた命式詳解の方法を説明しています。

さて、
大運からざっくり分かること、
命式からざっくり分かること、
…について、3日間にわたり説明いたしましたが、
案外と、算命学というのは「アナログな理解の連続の先に深い理解が成る」のだということが伝わったのではないかと思いますがどうでしょうか。

本日は、そのアナログ的なアプローチで、命式の身強・身弱と捉えていきます。

「アナログ」とは、
情報を連続的に扱う情報処理の方法のことですが、
これはつまり、これまでの知識、基礎的な知識、日常的な知識の「連続したつながり」の先に、身強・身弱を捉えていく、ということです。

算命学の理解について、
暗記ばかりで理解していると、算命学をデジタル的な理解の学問であるかのように理解する方もけっこうおられます。

例えば、命式の身強・身弱などというのは、
人体星図に身強星(天将星・天禄星・天南星)が出れば身強で、
身強星がなければ身弱、というのが、広義の身強・身弱の考え方、

もう少し細分化すると、
身強星があれば、身強、
身強星がなく、身中星(天印星・天貴星・天恍星・天堂星 ・天庫星)があれば身中、
身強星も身中星もなく、身弱星(天報星・天胡星・天極星・天馳星)があれば身弱、
…というような考え方もありますが、

こうしたネットに転がっている身強・身弱、あるいは身中の考え方、
「そういう決まりだからそのように覚えて使いましょう」というアプローチは、
「非連続の情報に基づく理解」という意味でデジタル的であるといえます。

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