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5/21 位相法条件ごとの「前進」の仕方【前半】支合・半会・比和・対冲

本日は、位相法条件ごとの「前進」の仕方についてご説明いたします。

「前進」というと、融合条件(支合・半会)の専売特許のように思われそうですが、
この世界というのは、常に時間が流れている=「前進」しているので、
たとえ、対冲=前進不能といわれるタイミングにおいても、多少は「前進」しています。

時間が流れている、というのは、干支がめぐっている、ということですが、
六十干支を構成する干支が、「陽干と陽支」、「陰干と陰支」の組み合わせしかないのは、
それが「実」の世界、常に時間が進んでいる世界であることを意味しています。

算命学をしっかり学んでいる人ほど、
分離条件の時期は「進まないように気を付ける」とおっしゃったりするのですが、
実際に、ご自身の人生において分離条件(対冲・刑・害・破)のタイミングを振り返ってご覧になれば、その時期においても、全く「前進」できないことはなく、何らか「前進」していることに気づかれはずで、
「各位相法条件に応じた進み方」を認識しておくと、
いかなる後天運のタイミングにおいても、何らかのかたちで前進することができます。

「散法のタイミングに前進してもいいんですか?」
…と、質問されることがありますが、

何事においても「スタートの気=スタートのタイミングの位相法条件」は、
以後、そのスタートさせたことが終わるまで、影響を及ぼし続ける、
例えば、「結婚したタイミングの気=結婚したタイミングの位相法条件」は、
以後、その結婚が継続する限り、影響を及ぼし続けることになるので、

散法のタイミングで「スタート」すると、
それ以降、その散法の影響が続くことになるので、散法のタイミングでスタートすることは避けましょう…と説いているのであって、
既にスタートしたことを、そのままに「前進する」のであれば問題ありません。

もちろん、散法なりの前進なので、スムーズに前進する、というわけにはいきませんが、
スムーズにはいかない前進には、スムーズにいかないだけの意味も良さもあるわけで、
その意味や良さを理解していれば、その「スムーズにはいかない前進」を楽しみ、その時間を充実したものにすることも出来ます。

さて、早速ですが、位相法条件ごとの「前進」の仕方について順番に説明します。

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