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11/19 東方の星が人生の道標であることの意味、南方の星が人間にとって不可欠な星であることの意味

昨日は、陰占と陽占を統合していく、
陰占と陽占の整合性を捉えていく、ということについて説明しました。

陰占と陽占の間には、
誰しも多かれ少なかれ矛盾やギャップがあるもので、
初学者のうちは「そんなものだ」と思うものですが、

それを統合していくという視点、
整合性をとっていくという視点が備わってくると、
全体観をもって宿命を捉えることができるようになります。

さて、それについての詳説の前に、
本日は「陰占と陽占」が、「気持ち・精神と肉体・現実」であるというその仕組みのお話、
気持ち・精神が先にあって、肉体・現実が後である、ということの考え方について、
かみ砕いて説明しておこうと思います。

昨日は、人体星図が先にあり、命式が後にくる、という説明をしましたが、
これについて補足すると、
いわゆる「鑑定士」という立場であれば、
陰占を先に見て陽占をあとから見ていく、というほうが自然なのですが、

鑑定士ではない普通の人、
つまり、ふつうに生まれ生きている、算命学の知識を持たない人の場合には、
「自分の気持ち」がまずあって、
その「自分の気持ち」を道標として生きていく、
つまり、「自分の気持ち」に正直に生きていく先に「正しい人生の道(=宿命消化の道)」があるわけで、
その意味で、陽占が先、陰占が後、という説明となった次第です。

「普通の人」の場合において「自分の気持ち」を道標として生きていくとはどういうことかといえば、

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