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3/30 算命学の「裏の一丁目一番地」の活用、納音の関係は是か非か?星図に相剋が多いことは是か非か?

昨日は、
複雑な質問に回答するための、算命学の「裏の一丁目一番地」についてご説明いたしましたが、
ちょっとイメージがつきにくい、という方のために、その活用について少し説明しておきます。

よって、昨日の内容を未読の方は、先にそちらをご覧いただいたうえで、本日の内容をご覧いただければと思います。

さて、結局のところ、算命学というのはすべて、

〇十干十二支(天中殺を含む)
〇命式
〇人体星図

の枠組みに納まり、
基本的に、人物を捉える、という場合においては、

十干十二支(天中殺を含む)だけで言えることは何もない、
命式だけで言えることは何もない、
人体星図だけで言えることは何もない、

…ので、何にしても「組み合わせ」「重ね合わせ」こそが、キモであるわけですが、
いわゆるネットに転がっている算命学に関する情報というのは、
ほとんどすべて上記3つのいずれかに関する単体の要素であり、

ゆえに、ネット情報をもって算命学を学んでいると、
部分的な知識は得られる、
その人物の「性質の一部」を知るには役立つのですが、

それをもって、人物を捉えようとすると、よく分からなくなる、
それをもって、何かを知ろうとしても、ピンとくる答えが得られない、
…ということになります。

つまり、ある程度までであれば、ネットだけで算命学を学ぶことにも意味があるのですが、
実際に、算命学を活用しようと思うと、ネット情報だけの学びでは限界があるといえるのです。

例えば、「納音の人間関係は是か非か?」という問いがあったとすると、
それは、一義的には、「十干十二支」の知識だけで答えることが出来ますね。

納音というのは、60干支の円の対極の関係ある干支で、
天干は同じ、地支は対冲という関係の干支なので、

天干が同じ=精神においては一致・一貫した関係なので、同じ方向に向かうことが出来る一方、
地支は対冲=現実においては対立関係、真逆の動きになる関係となります。

これがどういう現象になるのかといえば、
精神においては一致し、同じ精神(空間)を共有できるので、相手と共に在るのですが、
二人の現実・行動(時間)の方向は対立するので前進できない、
何かを造っても、共にいることで起こる出来事は分裂していくので発展はしない、
…ということになります。

さて、こうして説明すると「納音」だけで説明できるではないか、
…と思われそうですが、

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