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7/3 守護神・忌神の意味と現象② 干合で守護神五行が表出すれば必ず使えるのか?

昨日は、守護神・忌神というものの意味と作用についてご説明いたしました。

算命学というのは「薄皮を重ねるように」要素を重ねていって解釈を完成させていくものですが、
その「薄皮」のなかでも、「物事のバランスを捉える薄皮」が守護神・忌神であり、

物事をbalanceさせる=釣り合わせる、平均させる機能をもつのが守護神、
物事にaddictさせる=中毒させる、熱中させる、極端に走らせる機能をもつのが忌神、
…であるといえます。

昨日もご説明いたしましたが、
「忌神」というと、
たいへんに「禍々(まがまが)しい」もの、
ひどく「おどろおどろしい」ものであるように思いがちですが、
必ずしもそうではありません。

繰り返しになりますが、
バランスが大きく崩れると、
ひどく何か誰かに熱中して、他のことが手につかなくなる、
ひどく何か誰かに拘って、妥協や譲歩が出来なくなる、
…ということの先に、

やり過ぎてしまって失敗する、
極端に走り過ぎてしまって転んでしまう、
…ということになりやすい、ということであって、
「やり過ぎる」ところまでで、失敗に至らなければ立派な成果となることもありますし、
「極端に走る」ところまでで、転ばなければ突出した存在感となることもあります。

忌神であれば、結局失敗するでしょう?
守護神があってはじめて失敗を回避できるのでしょう?
…というのは、確かにその「傾向」はあるのですが、

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