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6/30 徳分の活かし方② 格・破格の命式、偏りある命式の活用法につながる「徳分の厚み」の理解と発揮

昨日の続きです。

昨日は、いわゆる五徳の「徳分」についての説明と、
自分が持つ徳分を活かすには、
=長期的・安定的に徳分を活用するには、
バランスが大切であるというところまで説明しました。

五徳の徳分というのは、
平たく言えば、五本能の能力という言い方もできるのですが、

「五行が常に相互に関連し合って均衡を保っている」のと同様に、
「五徳・徳分の能力の発揮においても五徳それぞれとの関係・バランス」が重要で、

昨日は、
日干が剋すエネルギー=禄存星・司禄星的なエネルギー=禄分
…というのは、

日干がぶつかっていく、相剋のエネルギーなので、
日干からすれば「負担が大きい」ということを考慮する必要があり、

その負担を減らす徳分(今回の事例では鳳閣星・調舒星的なエネルギー)
=通関子的な徳分
…があることで、
禄分が長期的・安定的に機能する、ということをご説明しました。

本日はその続きです。

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