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6/4 立体五行の構造で串刺しに出来ない矛盾のある命式への対処、午未天中殺+天将星の消化の考え方

昨日は、立体五行の説明をしましたが、
立体五行で串刺しにされる世界が分かると、当然に矛盾があった場合はどうなのか?
…という質問が出てくるもので、
コメントに、そういう質問がありましたので、本日は、それについて書いておきます。

もっとも、
立体五行で串刺しにされた世界を生きることができる命式、
つまり、自然のとおりでまったく矛盾なく生きていくことができる人物などは、この世界にはいないわけで、

人間というのは、矛盾に満ちた存在である、
…という算命学における大前提があることはいうまでもありません。

ここで、
え、「矛盾」というのは算命学の大前提だったんですか?
…と、思う方に向けて、書いておくと、

昨日、ご説明したとおり、
算命学というのは、

立体五行というこの世界の構造を投影した学問、
この世界の実相を投影した学問であるのですが、

より誤解のない書き方で説明すれば、

全き立体五行の構造で出来上がったこの宇宙・世界に、
「人間」という「矛盾」が入り込んで一定期間存在する、
立体五行で串刺しにされたこの宇宙・世界と協調して、
「人間」という「矛盾」が、その命が生まれ潰えるまでの間、存在し続ける、
…ことを目的に、

全き立体五行の構造で出来上がったこの宇宙・世界とはどんなものか?
立体五行で串刺しにされたこの宇宙・世界を知り、その宇宙・世界と協調して生きるとはどういうことか?
…を学ぶのが算命学という学問であり、

つまるところ、
「矛盾があるのですがどうすれば良いでしょう?」
…と、問う、その答えを見つけるための学問、それこそが算命学であるのです。

原典の一巻には、
人間は「時間」である、ということが書いてありますが、

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