離れるという不安。
小さいころから離れることが苦手だった。
ある意味感受性が強いのか、別れが怖いのかわわからないが、
私は「離れるということ」に対してとてつもない恐怖と不安を感じる。
幼稚園に行きたくないと母の方を噛んだこともあるし、
林間学習などお泊りに行くとなると死ぬほど泣いていた。
今でも親しみを持った場所や人、物から離れると不安でいっぱいになる。
極度に不安を感じ、勘づいてしまうことも。
「この人離れていかないだろうか」
そんな不安から派生して勘づいてしまうことも。
「もしかしてお別れが近づいてる?」
そう自分から聞くことも。
発達していく中でずっとあったが、これは発達障害と関係あるのか?
と感じ調べてみた。
ASDにはいくつかの特徴がありますが、そのひとつは「度を超えた不安を感じること」です。
ASDと不安症はイコールで結びつけられるものではありませんが、ASDと不安症の併存は多いとされています。
ASDと不安症は、どちらも精神に関わる障害で、明確に症状を判断するのが難しい領域です。そのため、どのように捉えるべきか、そもそも症状として診断を下すべきかどうか、今もなお、調査と議論が続いています。
意外にも発達障害と不安障害は関連があるようだ。
発達障害グレーゾーンだからこそ勘づいてしまう?
私は発達障害(ASDの特徴)であれば「想像ができない」ため勘づくという行為は起こらないと推測していた。
しかしそうでもないようだ。
上記に示した通り特にASDと不安は強くかかわっており、
不安に至る経路は複数あるという。
感覚が優れていることが引き金になることや思考の硬さが引き金になること、今までの経験からこれしかないと予想してしまうことでの不安など様々である。
不安が悪いわけではない。支障が出たら相談を。
必ずしも不安を解消することがゴールではない。
多少の不安は付き物だ。
しかし、生活に支障を来たし始めたらそれは少し問題である。
その時は専門家に相談をすることをお勧めする。
不安を解消することだけが解決ではないので、相談して自身のゴールを見つける、それが一番かもしれない。
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