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この本は誰にどんな貢献をすることを目指して書いたのか

今回の記事は、出版した『実力を発揮するためのスポーツメンタル実践法』は、どんな人に読んで頂くことをイメージして執筆したのかということについて書いています。

私は、普段はアスリートが個人的に相談に来てくれたり、チームサポートの中でチームに所属している選手から個人的な相談を受けたりする形で、スポーツに関する相談に対応しているのですが、その中で自分の力を十分に発揮できていない選手が以下のような特徴を持っているということを感じていました。

➀周囲からの評価を気にしやすい性格
②スポーツ心理の知識が乏しい


周囲からの評価を気にしやすい人は、周囲からどう見られているかということに意識が向きがちで、心が定まらないままプレーをする機会が多くなってしまいます。
スポーツ心理の知識が乏しい人は、自分なりに心の整理をして試合の臨もうとした時に間違った方法を選択してしまうことがあります。

性格の問題は個人差があるので、対処法が人によって異なりますが、本の中では周囲の評価との向き合い方についていろんな角度から触れています。

スポーツ心理の知識に関しては、アスリートの中で正しい知識を持っている人は少ないので、年齢が若いほど個人差は少ないと感じています。
そのため、若いうちから知識を身につけることによって競技との向き合い方、心の整え方などの面で他の選手と差をつけることができる部分であると言えます。

本の中には、競技生活をする上で正しく認識しておいた方が良い知識について触れているので、本を読むだけでもこれまでの認識と違い生まれると思います。

競技レベルの底上げと競技生活の充実に貢献したい

アスリートの相談を受ける中で、周囲からの評価を気にして調子を崩して悩んでいる人やスポーツ心理の知識が無かったために問題への対処が遅れて競技生活で苦労した人の話を聴いてきた中で、相談に来ている人以外にも同じような悩みを抱えている人はたくさんいると感じて本を出すことにしました。

できるだけ若い年齢から、自分の心の整え方について考えること、スポーツ心理に関する知識を学ぶ人が増えることは、競技人口の全体的な向上につながると感じています。
また、有能なアスリートが、知識が乏しいために力を発揮できなかったり、引退が早まったりすることがあるので、悩みや課題に対処できる知識を身につけることで、充実した競技生活を送ることができる人が増えると感じています。

『実力を発揮するためのスポーツメンタル実践法』は、読みやすいということを意識して書いたので、中学生以上なら十分に理解できる内容になっています。
できるだけ若い年齢からスポーツメンタルの知識に触れることで、スキル、フィジカル、メンタルのバランスの取れたアスリートが増えて欲しいと願っています。


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衣川竜也の主な活動

心理カウンセリング
スポーツメンタルサポート
企業の人材育成
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