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カウンセラーの収入を上げる取り組み

私がカウンセラーとして仕事をはじめ、一緒に仕事ができるカウンセラーを増やし、そして事務所を法人化しましたが、その中で一つのミッションとしていたことがカウンセラーの収入を上げるということです。

カウンセリングを行うほどカウンセラーの必要性を感じるようになったのですが、それと同時にカウンセラーが安心してこの仕事を続けられること、研鑽を重ねていくことが可能なだけの収入を得ることができる仕組みを作る必要性があると感じました。

仕組み作りと仕組みの再現

カウンセラーの収入を上げるためには、まずは私自身の相談依頼を増やさなければなりません。
自分の収入を増やすだけならカウンセリング以外の方法も選べますが、カウンセラーがプロとしてカウンセリングをしていくことで食べていけるようにしたいと思っていたので、まずは自分に入ってくる相談依頼だけで食べていける状態にする必要があったのです。

その次の段階は、自分以外の人が同じ仕組みで収入を得ることができるか試すことです。
当社では、これまでに私以外に6名のカウンセラーが在籍しましたが全員が私が作った仕組みで集客ができています。

ただ、最低限の努力を継続することができる力、カウンセリングという仕事への思い、ビジョンがないと集客を継続することは難しいので、一定のレベルで集客を続けることができているのは今のところ1名だけです。

仕組みの引継ぎと優秀な人材

カウンセリングという仕事で起業をして15年たって思うことは、カウンセラーの収入を上げてカウンセリングだけで生活できる仕事にしていくためには、仕組みだけでなく優秀な人材が必要になると感じています。
優秀な人材に仕組みを引き継ぎ、その人材が仕組みをより良いものにしていくことが将来に向かってカウンセラーの社会への貢献度を高めてくれると感じています。

社会の中で1つの仕事の価値が高まるためには、それだけの成果を生み出せる人材が必要です。
仕組みがあってもそれを使うのは人なので、仕組みだけでカウンセリングの必要性が高まるだけの社会貢献を行うことは難しく、カウンセラーの収入を上げていくことはできません。

当社では、カウンセラーとして働く人にしっかりと仕組みを伝え、その人が適切な努力を行えば収入がような条件で契約をしています。
そのため、所属先に完全に依存するのではなく、所属先から提供される仕組みやさまざまな資源を使って自分の仕事を確立していくというスタイルで働く人を求めています。

自由と責任と収入の関係

私自身が会社員を辞めて起業して感じていることですが、仕事は自由度が高い方が収入が上がるということです。
ただ、自由には責任が伴うので、責任を果たし続けることが必要です。
ある程度は働き方に自由が与えられても、時間や資源には限りがあるので、決断と行動を繰り返して成果を上げていかなければ収入は上がりません。

カウンセラーと良い職業の収入を上げるためには、上記のような働き方ができる人材が増えていくことが望ましく、その結果としてカウンセラーが社会に貢献できる可能性を広げていくことが必要だと思っています。

当社では、自分たちの取り組みを作り上げた仕組みを引き継ぎ成長させてくれる人材の育成が今後の課題で、次の世代のカウンセラーを育成する時期に来ていると感じています。

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■ 事業内容 ―――――――――――――――――――――――――――
カウンセリング・メンタルヘルス
アスリートのメンタルサポート
企業の人材育成研修、コンサルティング
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