深く傷ついた/Livin’ on a prayer と叫びたくなるシン・ウルトラマン

So tough, it’s so tough
辛かった、とても辛かったんだ


シン・ウルトラマン

実は封切りの日に見ていました。
最愛シネマ・グランドシネマサンシャイン池袋のドデカスクリーン IMAXで。

でも、感想を書く気力が失われていた。

ウルトラマンなど特撮はほとんど見たこと無いがシン・ゴジラが好きだったし、見ることにした。

そして、、、映画を見て深く傷ついた。初めてこんなに傷ついた。
自分の価値観に影響して傷つく、等ということではなく

「大画面で見たくなかった」
「こんなことなら、テレビで見させて欲しかった」

So tough, it’s so tough
辛かった。とても辛かったんだ。

何が1番ショックだったかって、
iphoneによる撮影が明らかに画面の質が酷く、それが少し使われているなら違和感少ないものの、画質の悪さを隠そうともせずにバンバン使っていたこと。
素人にもガッツリ分かります。
普通に見てたら次の瞬間、急にバサバサな画質のシーンで混乱。1シーンごとでバラバラの画質。
違和感が当然蓄積されます。

「画質の悪さ」を演出上、効果的に使ってるとかそういうことでは無いみたい。
面白い画をとるために現場に沢山のカメラを設置して、そのシーンで採用したものがたまたまiphoneだった。の積み重ねの様である。

17台のカメラでとったり、
役者に撮ってもらったシーンもあるそうな

詳しいことはわからないが、庵野さんがシンエヴァでも取り入れた撮影方法らしく↓下の記事に詳しい


面白いシーンにするため、色んな角度から撮影する。斬新な画にする。

そのためかもしれないけど。
こんなバサバサの画も沢山盛って、完成品!劇場公開!

大画面の興奮を期待をして映画館へ行き、
こんなバサバサの映像、、、まさしく「つぎはぎ」したものを見せられてとても傷ついた。

私たちは舐められてるのか?

そして、面白いシーンを取るために沢山のカメラで、、、とのことだけど、

超狭い室内シーンでも、それ、多用する必要ある?

室内シーンでも
変わり種な画が中心。
「人の身体の間から人を映す」や斜めら映すものが乱用されていた。
ここぞというときのキメの「変わり種」ではなく、常に乱発。
ただ目が疲れるだけで、素人目にも効果的ではないなと思った。

何というか、
今回のウルトラマンのiphone撮影
観ている側としては


制作側の「実験的」「面白さの追求」よりも

「何も考えてないのかな」が目立ってしまう、残念な感じに。


あのバサバサのシーンでつぎはいだ映画を「完成品」として、顧客(観客)に見せてOK!GOサインを出す日本映画界にも、本当にショックを受けた、、、、、


全編iphone撮影の映画「タンジェリン」とかあるわけですけど、それはそういうコンセプトだし、、、

顧客のこと、本当にどう考えてるんだろう??
映画館で映画を見ることを、どう考えてるんだろう??

とにかくショック

次の仮面ライダーは今回のことがあったし
きっと楽しいはず!
映画ファンの友達が庵野さんが長年関わってたのはシン・ウルトラマンよりこっちだから!って言ってたし

For love
(映画)愛のために

livin' on a prayer!

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