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中国輸入の「儲かる商品リスト」を見ても稼げない理由!

こんにちは、リアルサラリーマン金太郎担当のケイと、リアルカイジ担当のコージです。

今日の内容は…

「ネット上にある中国輸入で儲かる商品リストが紹介されていたので、仕入れて販売してみました」
「しかし…まったく儲からずヤメてしまいました…」
「この通りにやっても儲からないのでしょうか?」

という悩みについて、答えていきたいと思います。

結論から言うと、不特定多数が見る“儲かる商品リスト”を出品しても価格競争になる可能性が非常に高いです。

そもそも、儲かる商品リストとは初心者を釣るためのエサと思ったほうが良いです。

その理由と、解決策について詳しく解説していきます。


儲かる商品リストを販売しても稼げない理由

まず、

「なぜ、儲かる商品リストを販売しても稼げないのか?」

その理由は、主に3つあります。


理由1)多くの人が儲かる商品リストと同じ商品を仕入れる

儲かる商品リストを販売しても稼げない理由の1つ目が、多くの人が儲かる商品リストと同じ商品を仕入れるです。

これは、人間の本能なのか、日本人の本能なのか分かりませんが、多くの人は言われたことをなぞってしまうんですね。

そうなると、需要に対して供給が多くなります。

たとえば、儲かる商品リストでロングスカートのワンピースが紹介されていたとします。

すると、全く同じワンピースがメルカリに大量に出回ります。

こうなると、結果はどうなるか、すぐに想像がつきますよね?

当たり前ですが、供給過多になり、自然と売れない人が多くなります。


理由2)同じ販路(メルカリ、Amazon)に出品する

儲かる商品リストを販売しても稼げない理由の2つ目が、同じ販路に出品するです。

儲かる商品リストを参考にするのは主に初心者なので、販路はメルカリ or Amazonのどちらかになることが多いです。

メルカリもAmazonも一長一短ありますが、どちらも共通しているのは出品者が非常に多いということ。

そして、どちらの販路も集客力があり、出品も簡単です。

ただ…多くの人は同じように考えます。

そのため、メルカリとAmazonに同じ商品を、同じように出品する出品者が増えます。


理由3)価格競争になる

そして、儲かる商品リストを販売しても稼げない理由の3つ目が価格競争になるです。

先ほどの続きですが、

・特定の販路(メルカリ or Amazon)
・出品者が多い
・同じ商品を出品する

こうなると、必ず価格競争になります。

これは、先ほども触れたように、需要に対して供給が上回るからです。

それに、儲かる商品リストの商品を、そのまま出品するという思考のため、

・アリババなどから、そのまま引っ張ってきた画像を使用
・商品説明文はサイズや素材の説明のみ
・スパムのようにハッシュタグ付きのキーワードを並べる

多くの人が、このような商品ページになります。

こうなると、差別化するには価格を下げるしかありません。

そして、結果的に値下げ合戦になり、利益が全く出ないという事態になります。


【実例】儲かる商品リストを使って仕入れた結果

実際、私も過去に、どこぞの誰か分からない人の情報を信じて、儲かる商品リストを見て仕入れた経験があります。

その実例を、今回ご紹介していきます。


カメラストラップを仕入れ

実際に仕入れたカメラストラップ

まず、私が見た儲かる商品リストは「中国輸入で儲かる商品リスト50選」のような、ネット上に無料で公開されていたPDFでした。

その儲かる商品リストの中に載っていた、カメラストラップに私は目をつけました。

仕入額は、国際送料などを含めてトータルで400円ほどで、Amazonでは1500円ほどで販売されていました。

それに、

・小さくて薄いので送料がかかりにくい
・不良品率が低い

というプラス要素があったことも、仕入れを決めた大きな要因になりました。


Amazonに相乗り出品

その後、私はタオバオから儲かる商品リストに載っていたカメラストラップを複数種類仕入れました。

そして、

1,すでにAmazonにある商品ページに出品(相乗り出品)
2,透明の袋にカメラストラップを入れて袋にバーコードをペタペタと貼る
3,AmazonのFBAの倉庫にまとめて発送

このような流れで販売を開始したのです。


価格の下げ合いになり雀の涙ほどの利益

Amazonの倉庫へ発送したカメラストラップは、数日後に在庫として反映されて販売が開始されました。

しかし、販売が開始された時点で、

・商品を仕入れる前に比べ、出品者が倍以上に増える
・(カートを取っている)価格が1200円以下に下がる

このような状態になり、値下げ合戦がバチバチに…

当然、私も早く在庫を売り切りたかったので、Amazonのセラーセントラルの画面に張り付いて値下げ合戦に参加しました。

その後、私が全ての在庫を売り切った頃には、商品価格は1000円以下となり雀の涙ほどの利益しか残りませんでした。

なぜ、このような状態になったのかというと…

私が、このPDFを目にした時は今から10年ほど前です。

この頃は、今より中国輸入を実践している人は少なく、このような儲かる商品リストを公開している人は、あまりいませんでした。

その結果、このPDFを私以外にも、かなりの人数が見ていたのだと思います。

そして、多くの人が同じ商品を、Amazonという同じ販路に出品した結果、価格競争になり、儲からなかったというわけです。


なぜ「儲かる商品リスト」を公開しているのか?

それでは、ここからは、

「なぜ、儲かる商品リストを公開しているのか?」

これには、主に2つの理由があります。


理由1)初心者を釣るためのエサ

まず、儲かる商品リストを公開している1つ目の理由が、初心者を釣るためです。

つまり、儲かる商品リストというのは、初心者を釣るためのエサというわけです。

これから物販を始めようと思う人は、多くの人が知識も経験もない状態です。

ということは、何が正しい情報なのか判別がつかない状態とも言えます。

そうなると、発信者側は、

「いかに、初心者がエサに食いつくようにするか?」

ということを考えます。

そして、人間は楽な方に飛びつくという習性があるので、

「楽に稼げそう」

という情報に、多くの初心者の方が“無意識”に反応してしまいます。

そのエサの一つが「儲かる商品リスト」というわけです。

Googleで「中国輸入 儲かる商品」と検索すると、

・儲かる商品リスト〇選
・儲かる商品まるっと紹介!◯商品
・大公開!儲かるオススメ商品◯選

このように、初心者が反応するよう◯部分に数字を入れて紹介されています。


理由2)高額な物販コンサル、スクールを売ることが目的

そして、儲かる商品リストを公開している2つ目の理由が、高額な物販コンサル、スクールを売ることが目的なのです。

ブログ、YouTube、SNSで物販の情報を発信している人は、何かしらの目的があります。

実際に私達も、

「ファンを作った人と一緒にビジネスを拡大する」

という目的があるので、そういう人をリクルートできればと思っています。

しかし、儲かる商品リストを公開している人は、高額のコンサルやスクールを最終的に売ることが目的です。

高額のコンサルやスクールを販売することが、悪いと言いたいわけではありません。

ただ…私達は、儲かる商品リストを公開するような人が、物販で長く稼げるような内容を教えれるとは到底思えない。

このように思うだけです。

実際に、私も総額1500万円以上も物販のコンサルを受けてきました。

受けてきたこそ分かるのですが、

・高額のコンサル費を支払うと、金銭的な余裕がなくなる(目先のことしか見えなくなる)
・ファンがいないビジネスをやっても、リピート購入されないため長続きしない
・転売で少し売上が上がっても、経費や税金などを支払い手元にお金が残らない

このような未来が、支払った側に待ち受けているというのがハッキリ見えます。

なぜなら、私はこの3つを全て経験したからです。


結局は「ファン」を作らないと物販も長く稼げない

では、結局どうすれば長く稼げるようになるのか?

これは、自分の「ファン」を作って、繰り返し商品を買ってもらう仕組みを作るしかありません。

結局、リアルもネットも、何の業種でも一緒なんです。

もしかしたら「裏ワザ」のようなものがネットにはあると思っている人もいるかもしれません。

しかし、残念ながらそんなものは無いんですね。

一時的に稼げることもありますが、すぐに広まって、すぐに稼げなくなります。

もしくは、プラットフォームからアカウント停止という強制退場をさせられて終わりです。

結局、何の世界でもコツコツと積み上げていける人が生き残るように、この世はできています。

「では…初心者の段階で、どのように取り組んだら良いのか?」

これは、下記の記事で解説していますので、よかったら参考にしてみて下さい。


まとめ

【儲かる商品リストを販売しても稼げない理由】
理由1)多くの人が儲かる商品リストと同じ商品を仕入れる
理由2)同じ販路(メルカリ、Amazon)に出品する
理由3)価格競争になる

なぜ「儲かる商品リスト」を公開しているのか?
理由1)初心者を釣るためのエサ
理由2)高額な物販コンサル、スクールを売ることが目的
結局は「ファン」を作らないと物販も長く稼げない

これから物販を始めようと思っている人で、このような「儲かる商品リスト」に反応してしまう気持ちは良く分かります。

実際に、私も経験しましたから。

ただ…私は1500万円以上もの金額を物販のコンサルに注ぎ込んできたこともあり、正しい情報を伝えていかなければいけないという使命があります。

なので、何か物販を始めるに当たって不安に思っていること、質問などあれば、お気軽にLINEからお問い合わせ下さい。

お気軽にお問い合わせください!


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