【騙されたくない人必見】スマホケースを中国から仕入れて販売する方法
こんにちは、リアルサラリーマン金太郎担当のケイと、リアルカイジ担当のコージです。
今日の内容は…
という悩みについて、答えていきたいと思います。
結論から言うと、スマホケースは販売する人も多く、中国から普通に仕入れて売っても、軽くハンドメイドしても大して儲かりません。
ただ、ターゲットとコンセプトを明確にすることで、スマホケースでも長期的に稼ぎ続けることができます。
その理由と、解決策について詳しく解説していきます。
スマホケースを扱うメリット・デメリット
それでは、まずスマホケースを扱うメリット・デメリットから解説していきます。
スマホケースを扱うメリット
メリットの補足
スマホケースは商品にもよりますが、中国で300円前後で仕入れをすることも出来ます。
そのため、資金がない人でも非常に仕入れがしやすいです。
仮に仕入れに失敗したとしても、大きなダメージにはなりません。
そして、宅急便で送るようなサイズの商品ではないため、送料がかかりにくいです。
これは、中国から日本へ配送する国際送料も同様です。
あと、検品もそこまで必要ないので、楽だし、不良品も少ないというメリットがあります。
スマホケースを扱うデメリット
デメリットの補足
スマホケースを店頭で買ったことがある人は分かると思いますが、スマホケースは高くても3,000円くらいです。
それ以上の金額となると、Appleの純正品やブランド物になってきます。
スマホケースは高い金額で売れにくいので、大きな金額を稼ごうと思ったら数を売っていく必要があります。
それから、スマホケースは先ほどのメリット部分でも触れたように、仕入れのハードルが非常に低いです。
その結果、他の人と同じような商品を販売すると、すぐに価格競争になり稼げなくなる可能性が非常に高いです。
(※非推奨)プチハンドメイドiPhoneケース販売
それでは次に、過去に私が実践してきた(2016〜2017年頃)iPhoneケースの仕入れ〜販売までの流れを解説していきます。
スマホケースとなると、
iPhone
Android
この2つに分けられます。
Androidはメーカーも機種も多いので、私はiPhoneに絞って販売することにしました。
それに、iPhoneのシェア率が日本は世界一で、日本でスマホを所有している6割以上がiPhoneです。
そして、iPhoneは毎年9月頃に新機種が発表されますが、前の機種のケースがそのまま使えることも多いです。
そのため、スマホケースの中では、iPhoneケースが圧倒的に市場規模も大きく、需要も高いわけですね。
【※注意※】仕入れたらダメなiPhoneケース
仕入れ方法をお伝えする前に、まずは仕入れたらダメなiPhoneケースをお伝えします。
中国はコピー大国なので、このような商品が平気で売られています。
しかし、これらを仕入れて日本で販売するのは違法です。
もし仕入れると、税関で没収される可能性もありますし、販売して通報されたら最悪の場合、逮捕される可能性もあります。
メルカリなどでは、このような商品が頻繁に取引されていますが、当然メリカリ事務局も取締を強化してくるでしょう。
そのため、危ない橋を渡りたくない人はヤメておきましょう。
ステップ1)無地の手帳型のケースを仕入れる
それでは、いよいよ実際に私が2016年頃にやっていた、iPhoneケースの仕入れ方法を解説していきます。
まず、下記のような無地の手帳型のケースを仕入れます。
この無地のケースは6.5元なので、日本円で約130円ほどです。
無地のケースは革やプラスチックなどありますので、この辺りは実際にリサーチしてみて下さい。
メルカリでリサーチする場合、下記のように検索するとリサーチしやすくなります。
このまま無地のケースで販売したとしても、仕入れ値よりは高く売れるでしょう。
そして、ここから「ひと手間」加えていました。
ステップ2)ケースに付けるビジューを仕入れる
無地のiPhoneケースに、下記のようなビジューを中国で仕入れていました。
こちらは1.8元なので、日本円で約40円ほどです。
このビジューを瞬間接着剤で手帳のケースに付けると、下記のような「プチハンドメイドiPhoneケース」が完成します。
手帳のケースとビジューで1個あたり合計170円ほどで仕入れができることになりますが、メルカリでは2,000円で売れてました。
他にもGoogleで「手帳型 ビジュー」と検索すると、メルカリだけでなく色んな販路で売れているiPhoneケースが出てきます。
ステップ3)自分で写真を撮影
そして「プチハンドメイドiPhoneケース」が完成したら、自分で写真を撮影していました。
もし、キレイな写真を撮りたい場合は、ココナラや撮影サービスを行っている中国の代行会社に依頼してみましょう。
「そこまでするのは手間…」
という人は、撮影キットをAmazonなどで買って撮影するのでもいいと思います。
自分で独自の画像を使うことで、アリババなどで画像検索してもヒットしなくなります。
(そもそも、プチハンドメイドのiPhoneケースなのでヒットしません)
ということは、他の出品者に若干ではありますが、真似されにくくなります。
写真撮影をする時は先にビジューを付ける必要がありますが、それ以外は注文が入ってからビジューを付けるようにします。
こうすることで、不良在庫になりにくくなります。
(推奨)ここからが本番!iPhoneケース販売4ステップ
それでは、ここからが本番です。
先ほど解説したのは、私が2016年〜2017年頃にやっていて小銭が稼げた手法です。
今は2023年なので、私が実践していた頃から6年以上も経過しています。
動きが早いネットの世界で、6年も同じ手法(転売)で以前より稼げるわけがありません。
ということは、ほとんどの人が稼げず、長く続かないということです。
それでは、
「今からiPhoneケースを販売するならどうするか?」
ということを具体的に解説していきます。
今から解説するやり方で販売している人は、調べた限り1人もいませんでした。(2024年1月27日時点)
私達は、健康食品の事業で忙しいのと、正直iPhoneケースの販売に興味がありません。
もし、これから解説する内容が、自分の強みと合致している人は、自由にやってみてください。
ステップ1)コンセプトを決める
ステップ1は、コンセプトを決めます。
なぜ、コンセプトを決めて商品を絞るのかという理由は、下記で詳しく解説しています。
たとえば、私達2人はバッグを持つのが嫌で、なるべく手ぶらで出かけたいと思っています。
それに暑くなれば、ポケットも蒸れてくるので、特に夏はポケットに入れる物も最小限にしたいのです。
そこで、
のようなコンセプトを決めます。
ステップ2)コンセプトに沿った商品の選定
次に、コンセプトに沿った商品を選定していきます。
これがステップ2です。
今は、キャッシュレスが普及してきたこともあり、iPhoneケースと財布が一緒になっている商品がありますよね。
そこで、
調べてみると、iPhoneケースと財布が一体になっている商品は実際に販売されています。
ということは、需要があるということですね。
ここで、商品のネーミングを最初に決めてしまいます。
なぜなら、商品が浸透していけば、オリジナルの名前で検索してくれる人が増えてくるからです。
そうなると、GoogleやSNSでも名前で検索されやすくなります。
ネーミングのコツは、短く、商品を一言で表す名前にすることです。
たとえば、
「手ぶらiPhoneケース」
そして、この名前が実際にToreru(トレル)というサイトから商標登録されているのか検索してみました。
すると、今のところ商標登録はされてなさそうだったので、このネーミングで商品を販売していこうと決めます。
「なぜ、アナタがこの商品を売るのか?」という理由が必要
ここまで、コンセプトを決めて扱う商品も絞りました。
しかし、この時点で「手ぶらiPhoneケース」に興味がない人は、扱うべきではありません。
なぜなら、
という、キッカケやストーリーを、お客さんに伝えることができないからです。
私達が何度も、
「自分の強みを活かせる分野で、ビジネスをしましょう」
と言っているのは、アナタの情熱がお客さんに伝わって、ファンになり、商品を繰り返し買ってもらえるようになるからです。
たとえば、アナタが普段バッグを持つのが嫌で、手ぶらで「ナンパ」をやっているとします。
「だから、自分で商品を作りました!」
このような理由があれば、商品ページにもアナタの熱が込められ、お客さんにも伝わります。
ステップ3)商品を中国で探して発注
扱う商品が決まったら、中国で商品を探して発注します。
これがステップ3です。
アリババで、手帳型で財布としても使えそうなiPhoneケースを検索すると、下記のようにヒットします。
ターゲットは男性なので、男性が使いそうなiPhoneケースの候補をGoogleスプレッドシートなどにリスト化します。
ここで、商品を発注する際に2通りに分かれます。
簡単なのは、簡易OEMですが、
売れている商品のデザイン
同じような商品のレビュー(お客さんの声)
これらを参考に、もっと良い商品を作りたいと思う人は、OEMで作ることになるでしょう。
今は、中国の代行会社に依頼すれば、どちらも対応してくれる場合が多いです。
「中国代行会社 OEM」
上記のキーワードで検索すれば、たくさんの会社がヒットするので、気になる人は検索してみましょう。
ステップ4)オリジナル画像を作成
商品が完成したら、実際に商品の写真を撮り、文字入れをしたりして、オリジナルの画像を作成します。
これがステップ4です。
実際に、自分がモデルになって、プロのカメラマンに依頼して撮影してもいいでしょう。
難しい場合は、インフルエンサーに依頼をしてみるのもアリです。
インフルエンサーへの依頼方法は、下記を参考にされてください。
画像の文字入れや加工は、ココナラで探してもいいですし、中国でも下記のように文字入れや加工を行ってくれるところもあります。
中国の業者に依頼する場合は、代行会社を通じて依頼ができるか確認してみましょう。
画像は、お客さんが商品を購入する際に最も重要な部分なので、必ず作り込むべきです。
【※補足】難しいと感じたアナタへ
ここまでのステップ1〜4までの内容を聞いて、
と思った人もいるかもしれません。
そういう人は、無理に物販からスタートする必要はないと思います。
たとえば、今回の「手ぶらiPhoneケース」の場合、ミニマリストと相性が良い商品です。
そのため、アナタがもしミニマリストに興味があるのであれば、
このようなステップで進めてもいいですし、むしろ資金がない場合は、コチラを推奨します。
商品が入り口でサービスを販売してもいい
ステップ1のコンセプトで、
「バッグを持たず、手ぶらで出かけたい男性のためのお店」
このように提示したら、実際に商品を買ってくれたお客さんに独自のサービスをオファーすることも出来ます。
たとえば、手ぶらiPhoneケースを買ってくれたお客さんの中には、ミニマリストに興味がある人もいるでしょう。
ただ、ミニマリストに興味はあるけど、下記のような悩みがあり行動できないかもしれません。
もし、アナタがこれらの問題を解決できれば、これに関するサービスをオファーすることもできます。
このオファーは、コンセプトを提示しているお店だから成り立つのです。
普通の「iPhoneケースのお店」の場合、ミニマリストに関するサービスをオファーしたら、
「何で?」
と、お客さんは思います。
「このお店怪しいから、今後買い物するのヤメよう…」
もしかしたら、このように思われる可能性もあります。
だから、私達は一貫して、
「自分の強みを活かしたビジネスをしましょう」
と言ってますし、これからも言い続けます。
まとめ
今回は「スマホケース」に絞って、解説をしてきました。
もしかしたら、難しそう…と感じた人もいたかもしれません。
ただ、簡単そうなことをやっても、なかなか結果はついてきません。
今回紹介した、プチハンドメイドのiPhoneケースをメルカリで販売したとしても、小銭しか稼げないのが現実です。
正直、Uber Eats、もしくはバイトした方が稼げます。
もし、長期的に副業などで稼いでいきたいと思うのであれば、最初から簡単そうなことに飛びつかないようにしてほしいと思います。
もしかしたら、詐欺に遭う入口かもしれませんから…
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