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【散歩】わが町、あべのを散歩する

きっかけ

突然の散歩企画。
なんでじゃい!?って話なんですが、まずはそこの説明を。
ここ最近仕事中にnoteでアンチワークなる謎の哲学を主張、発信されている「まとも書房/哲学者ホモ・ネーモ」さんの記事をおサボりさんがてらよく読んでいました。記事で言うと15本ぐらいかな。

彼が自費出版で『14歳のアンチワーク哲学』なる著書を出版していたことは結構前から知っていて読んでみたいなと思っていたんですけど、どこで買えばええんじゃと思っていた矢先。彼の最新記事にて、うちの近所にある書肆七味さんという古本屋さんにて専用棚を用意して販売していると知りました。

いいきっかけだと思い、上記記事のコメント欄にて「近くに住んどるけ、買いに行きまっしゃー」とコメントしたら、ご本人からお礼とあわせて「最近行けてへんから、棚の写真撮って送ってんかー」と返信が!
「おー!めっちゃラフに返信くれてるーうれしー!」と思いつつ、「これ、本買ってしかも体よくパシられてねーか?」と訝しがりつつも、「これは乗らないと粋じゃない!粋ねば!」と絶対必要のない使命感と彼がよく主張する貢献欲なるもので返してみようじゃないの、ということで「せっかくだから、あべの散歩記事で返します」と返信し、貢献欲と言えば聞こえはいいが完全にその場のノリで決めちゃってひっこみつかなくなってやった企画です。笑

ものすごくスムーズかつステルスにパシらされている気がw

主目的は彼の著書『14歳のアンチワーク哲学』を書肆七味さんに買いに行くですが、わざわざ天王寺周辺まで散歩して、この私がまっすぐ行ってまっすぐ帰るはずもなく、その道中をそのまま写真とともに紹介したいと思います。
※散歩は9月14日の15時ごろからの様子です。
ほいじゃ、いきましょ!




スタート:阿倍野交差点(阿倍野駅前)

阿倍野交差点

家から歩いて10分ほど歩いたところにある阿倍野交差点。大阪メトロ谷町線阿倍野駅降りてすぐです。
さすがに家からはアレなんで、スタートはここにさせてください。目的地は下記画像でいうとオレンジ色の右側を進んでいきます。見えている建物内に目的地の古本屋さんが入居しています。

右側が天王寺・阿部野橋駅方面
まっすぐ進むと飛田です(いらない情報)

ラーメン屋:ピリカ

阿倍野駅近くにあるラーメン屋ピリカは、高校時代からかれこれ20年近く通っています。安くてうまい!それだけ!
胃が死に始め、ラーメンが年々厳しくなっている私でもここのラーメンは行ってしまいます。
ホントに余計なことをしない、かっこつけない、気取らない、ベストラーメン!

休憩中でした

喫茶店:とおりすぎてもいいんですか

こちらも阿倍野駅すぐの喫茶店。数回行きましたが、通り過ぎてばっかですみません。

ネタくさい店名で有名です

目的地の古本屋さんへ

さっきの阿倍野交差点を右に曲がって、目的地の古本屋さんを目指します。

あべの筋から見るあべのハルカスは最崇高

よりみち①飲酒

さかとけ

古本屋さんのある建物を華麗にスルー。
そんなすんなり行くわけなかろうが!
カメラ止めんか!ガチンコファイトクラブ藤野やろうが!

失礼。(↑伝わりますか?)
散歩企画がすぐ終わることもありますが、自分が人生でしたいのは昼間から飲む、ただそれだけ。
暑すぎてやってられないので、あべのキューズモールの中を通って北上。(何も買わんくせにすみません)
出た先にあるキューズと併設されているヴィアあべのウォーク内にある立ち飲み屋さかとけへ。

結局、酒飲みたいだけですねん

通称、なんでも(焼酎ソーダ割)と冷奴を注文

なんでも、で通ります
しらす盛りが切れてたらしく、なくなく冷奴
帰宅後、晩ごはんが湯豆腐でしたw

さかとけは系列店も多く、JR天王寺北口の向かいにある阪和商店街(通称、裏天王寺)にあるシ酉角刀牛(酒解→さかとけ)と動線によって使い分けています。
とにかく海の物がうまくて安く食べられるゴリゴリの良店。天王寺に来たら必ず行ってください。まずはパンドラの箱を頼めばよいかと!
※下の写真は過去に頼んだパンドラの箱、トビウオなめろう、モウカザメの心臓です。

パンドラの箱
トビウオなめろう
モウカザメの心臓

よりみち②ギャンブルサラダ柿の種

ドン・キホーテへ

おそらく世に知れ渡ると本格的なコメ不足を引き起こすであろうモンスターおつまみ、竹内製菓のサラダ柿の種をもとめて天王寺のドン・キホーテへ。
これまで千日前のドンキか、なんばパークスの北野エースでしか見たことなかった当商品をあるかないか確認せずにギャンブル来店。

果たして…あるのか…ないのか…
あった!!!
ゲットーーーーー!!!はーい!それだけデース!
ついでに檸檬堂1本購入。歩きながら…。

悪魔のおつまみだ

よりみち③:あべのベルタ内

ついにあべのベルタ到着

天王寺からまた阿倍野方面へ戻ります。
天王寺〜阿倍野間は目と鼻の先。ドンキからベルタまで、ルシアス、キューズ内を通り、ものの10分程度で到着。

昭和バブルが残るあべのベルタ
↑1階ご案内、↓あべのベルタの紹介動画

かなり貴重と思われる大阪府警×ゼブラーマンコラボの犯罪撲滅キャンペーンポスター。府警のPRはハチャメチャで笑えます。

ゼブラーマンは職業監督としての三池崇史作品

喫茶みかん

書肆七味さんに行く前に茶でもしばこうと思っていたんですが、15~17時は休憩中でした。
「片っ端から喫茶店」でも取り上げられ、気になっていた店だったので、ちょっと残念。
朝はトースト、昼はナポリタン、夜はもつ鍋という異色の喫茶店。また機会をみて伺います。

謎コンセプトの喫茶みかん

目的地:書肆七味(古本屋)

やっときた書肆七味さん

地下1F、関西スーパーの隣にある書肆七味さんにやっとこさ到着。ワゴンにまとめられた古本をちょっと漁ったことはありましたが、店内まで入るのは今回が初めてでした。

書肆七味さんに到着

本来の目的、まとも書房さんの専用棚へ

まとも書房さんの専用棚。
ベルタの共用通路側ではなく、店の内側に向いた棚ですが、目線の高さで目につきやすいところにありました。
『14歳からのアンチワーク哲学』だけ置いてるとてっきり思っていたのですが、他の著作も置いてあります。
彼の著作である『ニートマガジン』、『労働なき世界』に加え、小林多喜二の『蟹工船』、栗原康の『サボる哲学』もありました。

自分も栗原康好きでちょいちょい読んでたので、ウケました。働きたくない人、だいたい読んでるイメージです。
サラリーマンとしてうまくやれてる人で栗原康好きな人に会ったことないんで、このイメージは合ってると思います。笑

とりあえず『14歳からのアンチワーク哲学』『ニートマガジン』を購入。現金の持ち合わせがなかったんで、『労働なき世界』は次回に持ち越しました。
※まとも書房さん、買ったらまた連絡しますね〜

まとも書房専用棚近影
店内に向いた棚にあります

ほか店内の様子

いろいろな方が専用棚に古本を出品しています。

中川淳一郎のめちゃくちゃファンなので、『ウェブはバカと暇人のもの』を見つけて、おぉっとなりました。とりあえず、中川淳一郎は表現は汚いですが、主張はキレキレです。
新卒の就活で内定して働きたくないよーと悩んでいたときに読んだ『凡人のための仕事プレイ事始め』は自分にとって、バイブルです。博報堂の人でもこんなもんかぁと思えて、サラリーマンになる前に気が楽になったのを今でも思い出します。

ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフルにゲスト出演した際の社畜の心得みたいな話を矢継ぎ早にしてたのが本当に面白かったなぁ。(音源あったら教えてください)
この人と小田嶋隆の影響はかなり受けてます。
どちらも納得のいかないことはしない主義で憧れます。

いろんな方のいろんな出品棚がありました

ワゴンを漁っていたら、細木数子とノムさんという平成を代表する偉人の著書が並ぶ。

あんた神の子不思議な子に堕ちるわよ(?!)

以上、あべの散歩でした〜。
帰りに路面の阪堺電車とすれ違ったので、写真撮りました。

天王寺〜堺・浜寺まで結ぶ阪堺電車

今回購入した2冊も改めて。
ウルトラマンA、エースキラー、バキシムが見守っています。

まとも書房さんの著書

最後に

需要は一旦無視して最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

わが町、あべのと銘打っていますが居住歴は8年。
出身は大阪港区なので、わが町というには心もとないレベルかもしれません。
ただし、高校は阿倍野区内にあったこと、セレッソ大阪の観戦ついでによくあべの周辺を散策していたこと、メインの移動手段は散歩とママチャリ、この3つの影響でかなり詳しいといっていいレベルだと自負しています。
西側には坂を下ればすぐ西成区といった地域ですが、大阪市内では各路線がバランスよく配置され、治安も住民も家賃も落ち着いた、ものすごく過ごしやすいエリアです。大阪住むなら、阿倍野はマジでおススメです!!

メイン画像はあべのが生んだスーパースター、ハイヒールモモコ姐を甲子園のリボンビジョン風に表現してみました。(吉本に狙われないよね?大丈夫よな?)
大阪市内どこ住むか検討記事もアリかもしれないな。
ちょっと考えておきます。

散歩翌日の今日、三谷幸喜監督最新作「スオミの話をしよう」をそれこそ天王寺のアポロシネマで観てきたんですが、鑑賞の約2時間、働いてる方がよっぽどマシなんじゃないかと思うぐらいの目眩がする映画体験をしたので、次の記事はそれの映画批評記事となります。

今から記事のこと考えるだけで、気だるくて泣きたいです。
馬券当たってなかったら、絶対三谷のこと…(以下略)。
とにもかくにも、お疲れ様でした。
イヤでも明日は来ます!DOOM!!

DOOM !!!

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ご拝読、ありがとうございました。


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