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キン仮名の世界

ハロー。6/2(日)鶴川ポプリホールのライブ、たくさんのご来場ありがとうございました。ポプリホールのスタッフさんから「日記」のテーマをもらい、いろいろ昔の自分と向き合ったり会話をしたりしてけっこう大変でした。
僕は小学校時代から日記をつけはじめ、ブログやSNSが登場して日記がそれにかわって定期的に日記をつけなくなったけど、やっぱり公開が前提の日記とブログは違うなと思いました。それも改めてわかったし、自分と自分で会話することの大切さを改めて確認しました。今は日記はつけてないけど僕は今も自分とは向き合ってるつもりです。

開場前の会場

今回「日記」をテーマに色々話しました。日記、日誌、夢日記、旅日記など。中でも鎌倉時代に40年間にわたって夢日記をつけていた明恵上人に興味を持ち始めていた時に、成蹊大学の打ち合わせのあと自転車置き場で平野先生に声をかけていただき、成蹊のプロジェクトをほめていただき、先生は何が専門なんですか?と聞いたら明恵上人の夢日記を研究していると聞いた時はすごくびっくりしました。先生に色々教えていただき、ライブもより充実したものになりました。

「キン仮名」講義中

それから自分の日記を他の人に読まれたくないという声に関連して、僕が18歳の時に考案した自分だけの文字「キン仮名」初めて人に公開しちょっとした講義もしました。これは平安時代に平仮名が漢字を略して作られたように僕は平仮名をさらに略して作りました。この日を境に僕だけの文字じゃなくなったけど、そういう新しい世界を面白く思ってくれる人はありがたいのでもう共有することにしました。キン仮名はけっこういろんなシーンで使えるので覚えてみてね。

発売前のキン仮名下敷き

そうとなったら、もうグッズにしちゃおうと思い、スタッフさんの協力もあり、子供が学ぶ「あいうえお表」を作りました。僕は外国を旅する時もその言葉の「あいうえお表」みたいなものがかわいくて好きなんですが、そんな感じで作りました。出来上がった時はすごくうれしかった。クオリティもよくて、こんな誰も知らない文字の「あいうえお表」誰が買うんだ?と笑ってしまいました。そういうちょっとくだらないものでアート作品を作るのが僕は大好きです。

キン仮名公開の瞬間

ライブでこの「キン仮名」講義をしている時、僕が学生時代に作った文字を多くの人に教えていて自分でもすごく不思議でした。ライブが終わってからの物販の行列にもすごく驚きました。ありがとうございます。

これがキン仮名下敷き。1000円+税です。

というわけで「キン仮名下敷き」発売します。ライブに来れなかった人で欲しいという人の声をたくさん聞きました。なので日頃お世話になっている吉祥寺サンロードの書店「ブックスルーエ」さんで買えるようにお願いしてきました。1枚1000円+税です。こちらから通販もできます。よろしくね。

それから先月僕が募集した2023年の日めくりカレンダーの原画は僕の手元からの販売になるので、もしそれと一緒に買いたい方は僕の方からメッセージとおまけ付きで送ります。日めくりの原画で迷っている方がいましたらぜひ。残っている日付と販売方法はこちらから確認できます。こちらは6/30まで受け付けます。
日めくりといえばもう僕は2025年の「ムリしないけど時にがんばる日めくりカレンダー」の制作が始まります。今年もめくって心に刺さる日があったとよく感想をいただきます。9月ごろには販売すると思うので、ぜひよろしくね。取扱店舗も募集します。いいの作るね。

とうわけで鶴川のライブ、本当にみなさんありがとう。スタッフのみなさんもありがとうございました。僕のライブは講演と公演の間というか笑って学べるライブを目指してます。これからもよろしくね。次回は8/4(日)の「たちかわさんぽライブ」です。チケット残りわずかです。
それではねー。

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