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0724成長は一筋縄ではいかない

最近だいぶ自我が育ってきている様子の息子。

先日赤ちゃんの食事について学ぶイベントに参加したときのこと。
離乳食も完了期に入り、ますます悩むことも増えてきたため、参考になればと思って参加したのだが、途中からぐずりだし、「さあみんなも食べてみよう!」というメインにさしかかったところで何かが不愉快だった息子のギャン泣きがスタート。
抱っこしても下ろしても、持っていたおもちゃを使っても、外の景色を見せても、部屋の外に出てもだめ。何をしてもだめ。どうしようもなくなり抱っこ紐もつけずに外に出て、建物の周りをうろうろしながら風に当たって、ゆっくり歩いて、それでもぐずぐず。

なぜだ。
ちゃんと朝寝させたのに。
うんちもしてきたのに。
いつもならこのあやし方で笑ってくれるのに。

きっといろいろ理由はあるのだろう。
暑いとか、自分の思うようにいかないとか、いつもと違うとか。(多分本人は手づかみ食べでたくさん食べたかったのだと思う)

今までだったらどうにか気をそらすことができていたことが最近うまくいかないなとは薄々感じていた。
でもその都度対策をとって、あの手この手もたくさん用意していたのに、どれもだめで流石にこちらもお手上げ状態。

体も大きく、力も強くなってきた息子のギャン泣きの相手は本当に壮絶で、「大丈夫ですか」と声をかけられるたびに「大丈夫です、騒がしくしてすみません」とか笑顔で返すのも正直面倒で、私は何のためにこんなところにいるのだろうと心が無になる感覚だった。

次にお出かけした時にもこんな風に泣いてどうしようもなくなってしまったらどうしよう。
帰ってからも若干放心状態で、なかなか気持ちが切り替わらなかった。

しかし、母に話すと
息子くんはまだ生まれてからたったの11ヶ月。我慢したり空気が読めたりする方がおかしい。食べたいように食べる、泣きたいから泣く。感情が健やかに成長している証拠
と言われた。

そこでようやく我にかえった。

11ヶ月の間に息子にはたくさんの出来事や刺激やあって、常に学んで習得してきたものがたくさんあって、泣いたのも表現のひとつだったのだ。(HPゴリゴリ削られたけれど)
ギャン泣きで大暴れしていたけれど、ちゃんと押さえ込んで手を離さなかったから、怪我をさせないで家に帰ってこられた私はえらい。(HPゴリゴリ削られたけれど)
そもそも毎日どこかしらへお出かけしているのだから、そんな風に泣くことだってあって当たり前。(やっぱりHPは削られるけれど…)
「子どもの声がうるさい!泣き止ませろ!」とか言われることもなかったし。(赤ちゃん向けイベントだからだけど)
結局その後、何がきっかけだったのかわからないけど復活した息子は出された食事を完食していたし。(一体なんだったのか…)

そう思うことにしよう。というかこの程度で心折れてちゃやっていけないんだろうな。

これも経験値のひとつにできるように。
でもめちゃくちゃ疲れた一日でした。



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