見出し画像

210202我が家の節分

遅ればせながら、今年の我が家の節分について記録。

昨年の節分は、鬼になりきった(とは言っても特に着替えたりお面をつけたりしたわけではない)夫に、長男が個包装の豆菓子を投げつけて「うわー、やられたー!」みたいなやつをやった。

今年は夕飯に市販の恵方巻きを食べようと言っていた。副菜の作り置きもたくさんあったため、用意するのは長男用の海苔巻き(今回は卵焼きと魚肉ソーセージを巻いた)と、次男用の離乳食(せめて豆をと思い、納豆を含んだメニュー)だけ。少し余裕があったので、夕方に長男と鬼のお面を作った。

画像1

多少私が誘導した部分もあるが、顔を描いたのは長男。(午前中に鬼の帽子も作ったんだけど嫌がって被ってくれなかった。残念)

今年は私が夫に「本当に鬼が来たっぽくやってみたいよねー」などと無責任な提案をしてしまったため、帰りに百均で鬼のお面を買ってくることになっていたのだが、残念ながら売り切れ。
そのため急遽この赤いお面を使用することに。

しかもこのお面以外に鬼らしいグッズは皆無。もはやただのパパである。
しかし準備をしに行ってから数分後。

画像2

赤い鬼のお面を養生テープで貼り付けた帽子。
赤いウィンドブレーカー。
柄物のハーフパンツ。
緑色のタイツ。(赤鬼と緑鬼のハイブリッド型である。)
手にはサランラップの芯を持った夫が現れた。

いろんな意味で驚きのクオリティ。
でも長男の作ったお面以外になんのアイテムもないところから短時間で用意したその様子は、ちぐはぐ具合も相まって、身内ながら微笑ましすぎた。

「うぉー!!」と唸り声をあげながら部屋に入ってきた夫。
しかしそれを見て「おとしゃん!(*゚∀゚*)」と嬉しそうに駆け寄り、その後爆笑する長男。まあそうだよね、そのお面作ったのあなただもんね。
一方、けろっとしているだろうと予想されていた次男は、ぽかーんとしてから大号泣。(怖いのか!これが!)

「ううー!これを投げるんだー!」と唸りつつ、自らの退治を促してくる鬼に、それまで読んでいた絵本を見せようとする長男。
しまいには、いつもの感じで「はい、おにはーそとで、パパに投げて投げて」と言いながら個包装のおかき(今年は美味しそうな豆菓子も売っていなかった)を投げつけるよう頼む夫。
「この家には強い子がいる、こりゃ参った!退散だ!」と言って出て行こうとする夫に「次男くんにもう一接触」とKYな要望を出す私。(次男は怖がって泣き、ずっと私に抱っこされていたので)

完全なカオス状態のまま、我が家の節分は幕を閉じた。

「パパは一体何してんの?」状態だった長男も、ナチュラルに「怖いよぉ(T T)」状態だった次男も、いやそれどう見ても鬼じゃないじゃんでも愛がつまったこれはまさしく鬼だ!という風貌の夫も。
みんなそれぞれ面白くて(次男はちょっと可哀想だったけど…)我が家らしくてよかったかなと思った。別にガチの鬼である必要はないのだ。

一番楽しかったのはもしかしたらママかもしれないね!
来年はどんな反応をするかなあ。

みんなが健康で幸せに過ごせますように!

この記事が参加している募集

育児日記

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?