慢性上咽頭炎歴40年の私がコロナ後遺症について思うこと①
1.本記事ではコロナ後遺症と慢性上咽頭炎の関連について、考察していきたいとおもいます。
2.中々本質が掴めない慢性上咽頭炎について、筆者の体験をもとに考えていきたいと思います。
こんにちは😃
今回は、コロナ後遺症について思うことを綴っていきたいと思います。
またまた、コロナが流行っていますね。
また数年間、コロナ以外の感染症が流行っていなかったせいか、ヘルパンギーナやインフルエンザなどが猛威を振るっています。
まだまだまだコロナは続くのでしょうか❓
コロナ後遺症は何故出る人と出ない人がいるのか❓
まずそもそもなのですが、コロナ後遺症、ワクチン後遺症、出る方、全く出ない方がいます。
何故なんですかね❓
未だ正解は出ていません。
ただ初期の頃よりは、ある程度の考え方、治療方針は出てきているようです。
仮説 慢性上咽頭炎について
慢性上咽頭炎。私もかなり有力な説の1つだと思っています。
コロナ後遺症によりかなりメジャーな病名になった気がします。
メディアにも良く取り上げられていますね。
私は子どもの頃より、酷い慢性上咽頭でした。病歴で40年です。
いつも鼻を啜っていて、夜は熟睡したことはなく、いつも風邪のような症状が続いていました。
耳鼻科に行くのですがアレルギー性鼻炎としか言われません。この慢性上咽頭は今でも殆どの普通の耳鼻科では診断できないのです。
私が慢性上咽頭の存在を知ったのは今から10年ぐらい前、ネットのお陰ででした。
本当、私の人生ネットで救われることが多いです。
慢性上咽頭炎の詳しい概要についてはリンクを貼り付けておきます。
慢性上咽頭炎の原因に関しては第1人者で医師である堀田 修先生が著書の中で
1、風邪などの急性上咽頭炎の慢性化
2、粉塵、タバコ、黄砂
3、ある種のワクチン
4、ストレス
5、低気圧
6、寒冷
とはっきり述べられています。
堀田先生のご著書に関してもリンクを貼り付けておきます。
どれもとても参考になるので是非読んでいただきたいです。
堀田先生は新型コロナ感染症が、流行する遥か前から、この説を唱えてらっしゃいます。
特に1の急性上咽頭炎の悪化と、3のある種のワクチンで悪化するという説は見逃せません。
EAT(上咽頭擦過療法)を受けてみて
EAT ができる施設は限られています。
日本病巣疾患研究会のHPより受けれる施設のリンクがあります。
参考にしてみてください。
まず初めに、私は埼玉のクリニックでEATを受けてみました。
EATは塩化亜鉛を上咽頭に塗るというのでとても痛いのですが、
いざ喉ちんこの方から塩化亜鉛をぬられると、想像以上に痛い😭
上咽頭から血が止まらない。
あまりにひどいので、流しで喉を何回かうがいするように言われました。
この埼玉の病院には15回ぐらい通ったのですが、かなり改善しましたので、もう通わなくてよいと言われました。
ここで何回目かに通った時に慢性上咽頭炎について貴重な情報を教えていただきます。
それは
慢性上咽頭炎を再発、悪化させないためには、アレルギー剤とステロイドなどの点鼻薬を継続的に使用することが必要。
この病院はもう何十年もEATを行なっている病院でありかなりの症例数があります。
そのクリニックの先生が慢性上咽頭炎についてはアレルギー的要素のコントロールが必要と教えてくださったのです。
これは非常に重要です。大成果です。
続いて、私は神奈川の方の慢性上咽頭炎の治療をしていただける病院を訪ねる、ことにしました。
このクリニックを訪ねた理由はEATを行う際に、内視鏡を見ながら塩化亜鉛を塗ってくださるからです。
埼玉の病院はカメラが無く手探りだったので、全て取り切れてるか心配だったのです。
結果はかなり取り切れてるとのことでした。
1回で通わなくて良いと言われたもですが、またここでも慢性上咽頭炎について貴重な情報を頂きます。
それは慢性上咽頭炎を悪化させる要素は乾燥
というのです。
これには大変衝撃を受けました。
私はそれまで鼻が詰まっていたり、後鼻漏が酷いのは鼻水が出ているからだと思っていました。
しかし実際には鼻や上咽頭の粘膜が乾燥して腫れていたので詰まっていたのです。
さらに先生はもう一つ貴重な情報を教えてくださいました。
それは慢性上咽頭炎を改善、維持するには腸内フローラを整えるとのことでした。
まとめ
以上のことにより、私の慢性上咽頭炎のアプローチは少しずつ方向性が見えてきました。
慢性上咽頭炎が、コロナ後遺症の原因かどうかはまだハッキリとしていません。
ただ私は原因の1つであるとは考えています。
(同じ慢性上咽頭炎でも、症状に差が大きいので、おそらく他のファクターもあると考えています。)
患者さんをみていると限りなく慢性上咽頭炎の患者さんと酷似しているからです。
次回は慢性上咽頭炎はアレルギー要素と粘膜の乾燥という点があることを踏まえながら、色々アプローチしていきたいとおもいます。
コロナ後遺症の方が少しでも良くなりますように、参考にしていただければ幸いです。
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