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2000人以上と話して気づいたコミュニケーション能力が高い人の共通点とは?

僕は徳島県で宿泊業を経営しております。

民泊というマンションの一室を使った宿泊施設や、ゲストハウスという昔でいうユースホステルをおしゃれにしたような施設ですね。


特に、ゲストハウスには年間2000人弱のお客さんにご宿泊いただき、その人達の99%の人と僕は話をしています。

すると『この人話しやすいな』って思う人がいるんですね。


そこで、今回のブログは、ゲストハウスに宿泊してくれた累計2000人以上の人との会話から気づいた『コミュニケーション能力が高い人の共通点』について、僕の実体験を交えて解説したいと思います。


ぜひ、コミュニケーション能力を高めたいと考えている人は、最後まで読んでみてくださいね。


コミュニケーション能力が高い人の共通点とは?

結論からお伝えすると、僕が考えるコミュニケーション能力が高い人の共通点とは、

  • 挨拶ができる

  • 返事がしっかりできる

  • 人懐っこい(おちゃめ)

  • 目を見て話をする

  • 質問が素晴らしい

  • 共感力が高い

などですね。

これは、男性女性、または日本人海外の人関係なく、全ての人の共通点がそうですね。


ただ、これらの内容はよくネットの情報でも書いていると思うのですが、なぜ僕がそう感じたか実体験を交えて解説していきますね。


コミュニケーション能力が高い人は、挨拶がしっかりできる人

まずはやはり挨拶ですね。


ゲストハウスに来てくれるお客さんはどういうところからドキドキしながら緊張しながらきますよね。

だから、まずは僕から笑顔で挨拶をします。

そこで、当然2通りの人に分かれるんですね。


1人は笑顔で挨拶を返してくれる人。

もう1人は会釈だけする人です。


この場合は、前者のほうがコミュニケーション能力が高い人が多いです。

ですが、先程も書いたように『初対面で初めての場所は皆さん緊張している』んですね。


だから、例え笑顔で挨拶をしてその返しが会釈だけだったとしても、特にそれだけでコミュニケーションが低いとは思いません。

実際、色々話をしていくうちに緊張が取れてすごく話やすくなった人とかいますからね。


ただ、笑顔で挨拶を返してくれた人の方が『コミュニケーション能力が高い人が多いですよ』ということなんですね。

でも、そこでもう1つ気になるポイントがあります。


それは、挨拶の後に目を見てくれる人は好印象ですね。

これだけで、僕は好きになりますね。


この内容は先日参加したインバウンドのセミナーで教えていただいたのですが、僕も意識してお客さんと接するようになったんですね。


すると、やはりコミュニケーション能力が高い人は、挨拶の後も僕の目を見てニコってしてくれる人が多いですね。

挨拶して目をそらすとどうしても『儀式的』に感じてしまうというのが人間。


だから、これだけで好印象になるので、ぜひ試してみてくださいね。


ちなみに、僕の普段は仕事モードオフの状態なので、かなりそっけない人になっています。

毎日人と話をするので、プライベートは極力静かにいたい人なんですね。

だから、仕事モードとは違いそこまで初対面は感じがよくないかもしれません。


返事がしっかりできる人はコミュニケーション能力が高め

返事がしっかりできる人はコミュニケーション能力が高い人が多いと思います。

チェックイン後は簡単に施設の説明を一通りするのですが、そのときの僕の説明に対して反応がある人とない人がいるんですね。


反応がない人は基本僕が1人だけ話をしている状態で、うなずいてもいただけなかったりします。

そうなると、僕は暖簾に腕押し状態で、空回りしている感じがすごくするんですね。

だから、説明する順番や使う言葉、スピードを変えたり笑い話を入れたりするのですが、それでも無言の人はいますね。


こうなると、なかなか僕からも話がしにくかったりします。


でも、返事等の反応がある人は、僕の言葉もスムーズなんですね。

返事って合いの手と言うか。

ときには、僕の言葉に突っ込んで笑いに持っていく凄腕の人もいます。

これは、大阪や神戸の人に多いのですが、それでも海外の人も笑いをとってくる人もいますね。


だから、相手の言葉に笑顔で返事をしてあげるだけで、この人はコミュニケーション能力が高いと僕は考えていたりします。

返事をあなどるなかれ・・・ですね。


人懐っこい(おちゃめ)

コミュニケーション能力が高い人の特徴に茶目っ気があるというのがあります。

これは、天性のものなのかわかりませんが、すごく茶目っ気があったりします。


男女関係なく、よい意味で子供っぽいというか、素直というか。


もちろん、大人の中の子供っぽさですよ。

本当の子供のように自分の話を永遠とするような感じではなく、人の話を聞きつつも良い反応をしてくれる。

この後説明する『共感力』に近いものがありますが、もう少し言葉を変えると反応力というか。


『そこでそういう反応する!?』という意外性から、話をしていて面白いというか。

だから、そういう茶目っ気がある人は、僕も話をして楽しくなるので、コミュニケーション能力が高い人なのかなと思います。


目を見て話をする人は自信を持ってコミュニケーションをしている

この『相手の目を見て話をする』ということは、日本人では苦手意識がある人が多いと思います。

ですが、海外のからのお客さんはやはり目を見て堂々と話をしてきたりしますね。


普通だったら、気後れするからもしれませんが、僕はなんせアメリカで4年半生活していた経験があるし、尚且その多くを白人コミュニティにいた人間なので、目を見て話すことは苦痛ではありません。


だから、堂々と相手の目を見て英語で話をします。

もちろん、日本人でも同じように目を見て話をします。

でも、目を見つめる時間はその相手にあわせて微妙に変化させたりしています。


とは言うものの、コミュニケーション能力が高い人は、やはり相手の目を見て話をする人が多いですね。

堂々と自分の考えや主張などを話をする人は、聞いていたくなりますし、会話に惹きつけられますよね。


そういう意味で、コミュニケーション能力が高い人は目を見て話をする人が多いと感じています。


コミュニケーションの基本!質問が素晴らしい

この適切な質問というのは、コミュニケーションを取る上で非常に大切なことですね。

なぜなら、適切な質問なくして楽しい会話は成り立たないですからね。

でも、酔っ払ったおじさんは、相手の反応は無視してひたすら過去の武勇伝を語る人もいますが…。


僕もこの質問のするどさを意識していますし、相手の質問がするどかったら話をしている僕も楽しくなります。


では、僕の場合、どういうことを意識して質問しているかというと、

  • 相手が話たいであろうと思うこと

  • 自分が興味を持っていること

の2つの要素を持っている質問をするようにしています。


この2つの要素がある質問をすると会話ってほんと楽しくなっていくんですね。


なぜなら、話す側も『よくぞ聞いてくれた!』ってなりますし、僕としても『これ聞きたかったんだよね!』となるからですね。


でも、ここで1つ注意が必要なんですね。

それは、この質問が『尋問のようになってはいけない』ということなんです。


この質問を間違えて『休みは何をしてるの?』とか『仕事は何?』とかとりあえず質問をすればいいと勘違いしている人がいますが、これはNGですね。


なぜなら、初対面では相手があなたを知らないからですね。

つまり、かなり警戒心を持っている状態です。

その状態で質問をしても、かなり警戒されて終わってしまいます。


では、その場合はどういう風に僕はしているかというと、基本的に僕のことを先に話をします。

長すぎない程度に僕のことを話ながら、自然と質問をしていく感じですね。


そして、徐々に相手のしゃべる量とかを考えながら、聞く側に回るか話す側に回るか考えています。

男性の場合は、全体の会話量の65:35ぐらいで僕の方が話すこともあります。

女性の場合は、多くても50:50ぐらいですかね。

このあたりは、結構意識していたりします。

基本的には聞く側が圧倒的に多いですが、それも相手の反応を見て変化させていってます。


そして、コミュニケーション能力が高い人も、この調整をされていたりします。

出すぎず引っ込みすぎず、ここぞというときは思いっきり出て、引っ込むべきタイミングではグッと引っ込む。


つまり、コミュニケーション能力が高い人は、会話の流れによって微妙にコントロールしているんですね。


ですので、あなたがもっと相手のとの会話を盛り上げたかったら、このような質問を意識することをおすすめします。

絶対に尋問はやめましょう。


質問だけではない!コミュニケーション能力が高い人は共感力も高い

この共感力。

実は、コミュニケーションにおいてかなり重要だと僕は考えています。


この重要性に気づいたのは、僕がキャバクラのボーイをしていた時。

なぜなら、この共感力が高い女性がNo.1だったからですね。


彼女の反応を見ていると、本当に多くの男性がメロメロになっていったのがわかります。

言い換えると、女性の場合は愛嬌とも言えますね。


そして、男女共にこの共感力について言えることは、相手の言葉に対する反応が素晴らしかったら、ほんと会話って進むということですね。


だから、この共感力と質問力はセットと考えた方がいいですね。

質問をしてその反応が良かったら人は嬉しくなって、より話をするようになります。

でも、一方的に話だけをすると、『この人は私の話を聞いてないのかな』という風になったりするので、適切なタイミングで質問をし、その答えに共感をするようにします。


こういうのを自然とできている人がやはりご宿泊いただくお客さんの中にいらっしゃっるんですね。

他の初対面同士のお客さん同士でもこういう感じで盛り上がっていたりします。


ですので、共感力を高めるとコミュニケーションは上手くいくことが多いので、ぜひ実践してみてくださいね。

では、最後に番外編をお伝えしたいと思います。

これは、諸刃の剣になる可能性がある言葉で、人によってはすぐに仲良くなるし、人によっては嫌悪感を出される人もいます。


あくまでも、相手の反応を見ながらですね。


コミュニケーション能力が高い人番外編

①:ところどころをタメ口で話をする

敬語ってすごく便利ですよね。

年齢関係なくすぐに誰とでも話ができるからですね。

しかも、相手を嫌な気分にさせず。


でも、こういうことを感じたことがありませんか。

それは、『敬語って壁があるな』って。


そうなんです。

僕もかなり感じているのですが、敬語って壁を作ったりするんですよね。

話かけやすい分、仲良くなるまでのもう一歩が届かないとかですね。


で、コミュニケーション能力が高い人は、ところどころ相手の反応を見ながらタメ口で話をされていたりします。

例えば、以前ご宿泊いただいた女性ゲストさん。

かなりコミュニケーション能力が高い人で、ずっと楽しくお話をさせていたんですね。


そして、その会話の中に『ときどきタメ口』が入るんですね。

その時の僕の感情としては、『僕のこと信用して受け入れてくれてるのかな』って感じましたね。


でも、これがすべての人に対して上手くいくかはわかりません。

なぜなら、年配の方にとっては『生意気だ』と感じる人もいるかもしれないからですね。


ですので、タメ口は仲良くなるスピードも早めますし、嫌われる確率も高める武器になります。

相手によって使いわけましょう。

ちなみに、僕は基本的に敬語でいつも話をしています。


②相手の名前を下の名前で呼ぶ

この相手の名前を下の名前で呼ぶということを僕は意識して実際にやっています。

僕が男なので、特に以下の2種類の方には下のお名前でお声がけをしていたりします。

  • 年下の男性ゲストさん

  • 年齢関係なく1人旅の女性ゲストさん


この効果があるのか、すぐに仲良くなることもあります。

ですが、年下であろうと基本的に『ちゃん』では呼ばす『さん』で呼びます。


では、どうして『下の名前で呼ぶこと』を意図的にしているかというと、2つ理由があります。


1つ目は、『下の名前で呼ばれる』という経験が少ない人が多いからですね。

だから、始めはいきなりなのでびっくりする人もいます。

ですが、何回も呼んでいると、段々慣れてくるんですね。


すると、将来この宿泊施設を振り返ったときに思い出に残るんですね。

『あそこのゲストハウスの人は下の名前で呼んでくれたよね』って。


2つ目は、下の名前で呼ぶことによって親近感がわくからですね。

男性でも女性でも関係なくですね。


ですが、年上の男性に関しては、いきなり下の名前で呼ぶと『お前の連れ(友達)じゃねーよ』となるかもしれないので、基本的にしていません。


ですので、あなたも思い切って初対面から下の名前を呼んでみる、または、会話の早い段階で下の名前で呼ぶことに切り替えてみると、早く仲良くなるかもしれませんね。


ちなみに、僕はアメリカ帰りなので、基本的に留学中は全員下の名前で呼び合います。

だから、特に抵抗なく呼ぶことができますね。


最後に

今回はコミュニケーション能力が高い人の特徴について、僕の実体験を通して気づいたことをまとめてみました。


コミュニケーション能力が高い人とそうでない人の違いって、どれだけ相手を気持ちよくさせることができるかどうかの違いだと考えています。


本当にコミュニケーション能力が高い人と話をすると楽しいですし、こういう人達は人生得をするなって思いますね。

ほんと。

最近本当にコミュニケーション能力が高い人が連続で泊まっていただけたので、思い切ってこの内容を書いてみました。


ぜひ、今回お伝えした内容を実践して欲しいと思います。

なぜなら、結局人生を変えるのは行動のみだからですね。

いくら頭でわかったとしても、行動しなければ人生は絶対に変わりません。


ですので、ぜひ実践してみてくださいね。

今回も最後まで呼んでいただきありがとうございました。

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