上司の退職。
のがみさん。
ん?あー、、しまのくん
のがみさん、、、あの、、
ん??どーした?
ほんとに、、、今月いっぱいで会社辞めるんですか。。?
。。。あー、、、うん。。。
どーして!どーしてなんですか!
まぁー、時代が変わって。私もとうとう、お払い箱ってことだよ。ははははは
そんな。。。。のがみさんがいなくなったら、、この会社はどーなんるんですか!
。。。これからはー、君たち、若い世代に。。バトンタッチだ。。
そんな、、、お客様はどうするんですか!お客様は、、、お客様は、、、もう。。。のがみさんが注いだスジャータを。。。のがさんが心をこめてあの小さな、入れ物に注いだスジャータを、、、もう味わえないんですか!
しまのくん。。。スジャータをいくら一生懸命、心をこめて注いでも、、、あの量じゃお客様に味の違いは伝わらんのだよ!!
のがみさんの入れたスジャータは他の誰が注いだスジャータよりも、、、コクがちがいます!
それもあの量じゃつたわらんよ!!味の違いをわかるには、、せめて、せめてコップ半分ぐらいの量は必要だよ!
のがみさん!あきらめるんですか!
いやわしもミルクの量を、ちょっと規定のりオーバーして多めにいれたり、パキっと爪の部分を折りやすくしたり、色々ためしたんじゃが、無理なんじゃよ!!あの量じゃ消費者に味の違いは伝わらんのだよ!
ちきしょう!なんで気づかねぇんだよ!!ちきしょーーう!!
いや、あの量で責めるのは、消費者に責任を負わせすぎやて。
僕、社長に、直訴してきます!
え?直訴?なんて?
せめてもう1ミリ量を増やしてくれるように!
許可されたとてよ!許可されたとて!あの量が多少増えても無理やて!!
じゃわかりました!大容量を発売してもらえるように交渉してきます!
誰が買うねん!!誰がスジャータの大容量なんかかうねん!しまのくん!スジャータはあの量が限界だよ!
容量を多くしたら、きっとみんな気づいてくれますよ!!
胸焼けするよ!!
え??
胸焼けするよ!あんなもん大量にのんだら!しまのくん!スジャータはあの量が適量なんだよ!
じゃー、、じゃーさいごに、さいごに僕達に出来ることはなにもないんですか!!
えー?さいごにできること?
できるだけ、コーヒーの。。。邪魔にー、、ならないことかなぁ。。
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