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今週のkinologue【10/24-30】

今週は10月下旬になっても毎日咲いていた朝顔のグリーンカーテンや元気に実をつけていた茄子や紫蘇の夏野菜を撤収。しかしまだミニトマトはなっているし、植物も人間同様に季節の切り替えが難しくなっているのだろうか。そうしているうちに、野菜を定期購入している地元の農家さんから、立派な大生姜が届く。確実に季節は移ろっている。冬の巣ごもりを支える生姜シロップを仕込まねばー!

今週も色々頑張って働いたつもりだが、仕事離れが悪いというか、前に進まないことばかり。挙句にずっと頼んでいたことをあっさり断られたり、、、凹んでも仕方ないので、とりあえずお祓い!と目の前に現れた日本橋の福徳神社に駆け込む。こんな都心の真ん中に人為的な神社かと思ったら、家康も参詣したという、意外と由緒正しい神社のようだった。その流れで、隣のTOHOシネマズ日本橋で『アフター・ヤン』を観ようとしたら「今、シネマズ会員割引やってます」と告げられ、幸先よし。笑。
そう!待ちに待った『アフター・ヤン』である。コゴナダ監督の前作『コロンバス』は2020年のベスト1だっただけに、高すぎる期待。先ず、冒頭近くの家族対抗ダンスバトルのオープニングロールで鷲掴みにされた。カッコ良すぎるだろ〜。その後、動かなくなってしまったヤン(文化ロボット)が残していったメモリー(記憶)を、家族が緩やかにたどっていく。ヤンや娘のミカの「人間らしい」美しい表情や緑あふれる穏やかで優しい情景にうっとりとしながら、亡くなった家族のメモリーを見ることが出来たら、どう思うのだろうか、などと考えていた。そんな内省的な気持ちを誘うのがコゴナダ。誰もが受け入れる作風ではないかもしれないが、今回もストライク。やられた。数年経ったらまた観たくなるだろうなぁ。

しかし、このポスタービジュアル、どうなの?
A24と一括りにされて、なんだか悲しい。そろそろ飽きてません?A24まつり。
「予告編は絶対見ない方がいい」と言われてまだ見ていない。

来週は約1年ぶりに北欧イベントに参加予定。11/4-6に開催の「TACHIKAWA LOPPIS」にて、5日(土)15:30-16:30に「島塚絵里さんと語るマリメッコのデザイン」というトークイベントをすることに。

フィンランド在住デザイナーである島塚さんには2016年公開の『ファブリックの女王』でとってもお世話になって、そんな話もしつつ、マリメッコについて色々と話す予定。ま、6年前の映画のことだけを話すためにわざわざイベント登壇する訳はなく、、、来ればわかります。笑。PLAY!MUSEUMに行ったことがあるので、会場のGREEN SPRINGSの雰囲気はわかるものの、「TACHIKAWA LOPPIS」初参加でのイベント登壇で不安がいっぱい。でも久しぶりに会える人たちがいるかもしれないので、楽しみ♪  たっぷり1時間もあるトークなので、ゆるりとやります〜


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